楢崎 隆也のブログ

☆ある傾向について分析してみた☆

2017.9.29 カテゴリー:楢崎 隆也

こんにちゎ!
住宅コンサルタントのならざきです^^

今年に入ってから、僕が家づくりを
お手伝いさせて頂いているお客さまに
ある傾向が目立つようになってきました。

それは、ズバリ「土地」のこと。

家づくりを進められる方の中で
圧倒的に多いのは、土地選びから
お進めになるお客さまです。

以前は、かなりの確率で、
新規分譲地や、空き地を購入して
家を建てるという流れが多かったです。

それが、ご実家の納屋を解体して
そこに家を建てたり、ご両親さまが
所有されている畑や田んぼを造成して
家を建てる。

また、古い家が建っている土地を
購入した上で、解体工事をしてから
家を建てる、というように、造成や
解体工事(建て替えを含む)を伴う
ご新築の割合が、高まっています。

どうしてこのような傾向になるのかを
考えてみました。

理由は3つ考えられます。

一つ目は、土地の高騰です。
最近、どこの土地も高いですよね。。。

ご両親さまなどがご所有される土地に
建築をするというのは、言うまでもなく
土地購入費用負担が不要になります。

土地購入から進める場合に比べ、
かなり資金計画が楽になるということ。

さらに、土地を余らせておいても
固定資産税を支払うだけになるので、
もったいないというのもあります。

二つ目は、二世帯住宅ではないけど、
ご両親さまの敷地内に住むことで
共働き世帯が、さらに働きやすくなる。

ご夫婦共にフルタイムでお仕事を
されるご家庭が増え、ご両親さまの
子育て支援を受けながら、家庭と
仕事を両立される奥さまが増えています。

三つ目が、建築条件付き売り土地。
滋賀の湖南エリア(概ね近江八幡市以南)
では、新規分譲地のほとんどが、
地元分譲系不動産会社の建築条件付き
売り土地として販売されます。

そもそも、気に入った土地を購入して、
好きな住宅会社で家を建てるというのが
本来の姿です。

しかし、分譲系不動産会社の多くは、
新規分譲を繰り返し続けなくては
資金が続かず、会社がつぶれてしまいます。

ですから、次から次へと開発を行い
資金を回転させ会社を維持しています。

「止まったら終わり」とは、
分譲系不動産会社の業界で、よく耳に
する話です。

これは、一つ目とのお話しとも
つながりますが、分譲を繰り返さなければ
会社が潰れてしまいますから、少しくらい
高い値段であったても、地主さんから
田んぼや畑を買い取って開発をします。

当然、宅地が出来上がると、販売価格に
反映されますから、通常より、その土地は
高くなります。

売り土地が少なく、希少性が高まると
お客さまの中には、仕方なく、高くても
購入される方が出てきます。

それがまた、高い相場を作るという、
購入する側からすると悪循環になるのです。

このようなことから、正攻法で家づくりを
進められた方は、新規分譲地以外の方法で
建築地を決め、運命の住宅会社と家づくりを
進められるです。

分譲系不動産会社の建築条件付き
売り土地が悪いとは言いませんが、
注文住宅をうたいながら、建売住宅の
ような販売手法で、あたかも建築会社の
ようなフリをするのは、いかがなものかと
思ってしまいます;;

ん~、何だか最後はグチみたくなって
すみません^^;

それでは、また、そのうち~^^/

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