楢崎 隆也のブログ

☆住宅貧乏になるな②☆

2017.9.19 カテゴリー:楢崎 隆也

こんにちゎ~、
住宅コンサルタントのならざきです^^

さて、「住宅貧乏になるな①」の続き。
まだ①をお読みになっておられない方は
ぜひお読みいただいてから、続きを
お読みくださいね^^

で。。。

例えば、住宅の断熱・気密性能が。。。
普通の今まで通りのA住宅 1500万円と
省エネで高性能なB住宅 2000万円の
2つの住宅があったとします。

同じ間取りで、同じ設備仕様、
構造も全く同じで500万円の価格差。
みなさんなら一体、どちらの住宅を
選択するでしょうか^^?

という、問いかけでしたね。

一般的なA住宅の場合、年間の光熱費は
およそ25万円~30万円ほど掛かる
と言われています。

35年間の住宅ローンを組んだとして、
A住宅の光熱費は、
30万円×35年=1050万円~
25万円×35年=875万円
このように、予想されます。

省エネで高性能なB住宅の場合、
約半分の12万円~15万円くらいに
抑えることができます。

35年間の住宅ローンを組んだとして、
B住宅の光熱費は、
15万円×35年=525万円~
12万円×35年=420万円
このように、予想されます。

もともとの建物費用の差が
500万円ですから、住んでからの
光熱費の差により、35年後には
ほぼ追いつくことになります。

これを踏まえ、A住宅かB住宅を
選択するとしたら、みなさんは
どちらの住宅を選ぶでしょうか?

もう一歩踏み込んで考えるとしたら、
A住宅とB住宅の光熱費の差額分は、
電力会社やガス会社に支払われ、
みなさんの手元に形となって
残ることはありません。

もしB住宅を選べば、初期コストは
上昇しますが、少なくとも35年間、
光熱費が抑えられると同時に、
暑さ寒さに強い、快適な暮らしが
みなさんにもたらされます。

誤解のないように申し上げますが、
僕は、必ずしもB住宅だけが全てだと
お伝えしたい訳ではありません。

住宅を選ぶ時の、別の視点として
このような考え方も検討し、
それぞれのご家族に合った、
最適かつ最良の選択をして頂きたいと
思っています。

みなさんの家づくりのお役に立てば
うれしく思います!

それでは、また、そのうち~^^/

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