今須恵理子のブログ

クーラーの前に試してみて！身体を冷やす「ヨガの呼吸法」で夏を快適に！

2025.7.9　カテゴリー：今須恵理子

みなさん、こんにちは＾＾

フィックスホームの恵理子です！

今日は、クーラーの前に試してみて！身体を冷やす「ヨガの呼吸法」で夏を快適に！です。

それでは、どうぞ～

クーラーの前に試してみて！身体を冷やす「ヨガの呼吸法」で夏を快適に！

7月に入り、滋賀もいよいよ本格的な夏の暑さがやってきましたね！少し外に出るだけで汗が噴き出し、なんだか体もだるくて重い…なんて感じる日も増えてきたのではないでしょうか。我が家でも、子どもたちは元気いっぱいですが、親の方が先にバテてしまうこともしばしばです（笑）

今日は、そんな暑い夏を少しでも快適に、そして健やかに乗り切るための「ヨガの呼吸法」をご紹介したいと思います。クーラーの冷たい風も気持ち良いですが、自分の力で身体の内側からクールダウンさせる方法を知っていると、とっても便利ですよ！

それでは、どうぞ～

なぜ呼吸法が夏バテに効くの？

ヨガというと、身体を動かすポーズを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は「呼吸」がとても大切にされています。ヨガの呼吸法は、自律神経のバランスを整える働きがあると言われています。

夏は、暑い屋外とクーラーが効いた涼しい室内を行き来することで、体温調節を担う自律神経が乱れがちになります。それが「なんだかだるい」「疲れがとれない」といった夏バテの原因の一つになるんですね。

これからご紹介する呼吸法は、乱れた自律神経を整えたり、身体の熱を外に逃がしてくれたりする効果が期待できます。特別な道具も広い場所も必要なく、お家で気軽に試せるものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね＾＾

暑い夏にオススメ！ひんやり呼吸法３選

１．シータリー呼吸法（冷たい空気を取り込む呼吸）

まず一つ目は、インドのヨガの知恵で「冷やす呼吸法」として知られる「シータリー呼吸法」です。口から息を吸うことで、唾液が気化する時の熱を利用して、体感温度を下げてくれる効果があると言われています。

【やり方】 ①まずは楽な姿勢で座ります。椅子に座っても、床にあぐらでも大丈夫です。 ②舌をストローのように細く丸めます。もし舌を丸めるのが難しい方は、次の「シートカーリー呼吸法」を試してみてくださいね。 ③その丸めた舌のストローから、ゆっくりと息を吸い込みます。ひんやりとした空気が口の中に広がるのを感じてみましょう。 ④息を吸い切ったら、口を閉じて、今度は鼻からゆっくりと息を吐き出します。 ⑤この呼吸を、5回～10回ほど繰り返します。

先日、娘に「冷たくなる呼吸法だよ～」と教えてあげたら、「ほんとだ！空気が冷たい！」と面白がって一緒にやってくれました＾＾親子で楽しみながらできるのも良いところです！

２．シートカーリー呼吸法（歯の間から吸う呼吸）

「舌を丸めるのが苦手…」という方もご安心ください！同じように身体を冷やす効果が期待できる「シートカーリー呼吸法」というものがあります。

【やり方】 ①こちらも楽な姿勢で座ります。 ②上の歯と下の歯を軽く合わせ、「イー」っと口を横に引きます。 ③その歯の隙間から、「シー」という音を立てるように、ゆっくりと息を吸い込みます。 ④息を吸い切ったら口を閉じて、鼻からゆっくりと息を吐き出します。 ⑤こちらも5回～10回ほど繰り返してみましょう。

歯や歯茎に直接冷たい空気が当たるので、知覚過敏の方は無理のない範囲で行ってくださいね。

３．片鼻呼吸法（自律神経を整える呼吸）

最後は、乱れがちな自律神経のバランスを整えるのに効果的な「片鼻呼吸法」です。交感神経（活動モード）と副交感神経（リラックスモード）のバランスを整えてくれるので、日中のイライラや、寝苦しい夜にもオススメです！

【やり方】 ①楽な姿勢で座り、背筋を軽く伸ばします。 ②右手の親指で右の小鼻を、薬指で左の小鼻を、それぞれ軽く押さえられるように準備します。人差し指と中指は、眉間のあたりにそっと置くと姿勢が安定しますよ。 ③まず、親指で右の小鼻をそっと押さえ、左の鼻からゆっくりと息を吸い込みます。 ④吸い切ったら、今度は薬指で左の小鼻を押さえ、同時に親指を離して、右の鼻からゆっくりと息を吐き出します。 ⑤そのまま右の鼻から息を吸い込みます。 ⑥吸い切ったら、親指で右の小鼻を押さえ、薬指を離して、左の鼻から息を吐き出します。 ⑦これで1セットです。このサイクルを5分ほど続けてみましょう。

最初は少しややこしく感じるかもしれませんが、慣れてくると本当に頭がスッキリして、心が落ち着いてくるのを感じます。私は夜寝る前に、布団の上でこの呼吸をすることが多いです。一日の疲れや考え事がすーっと遠のいていくような感覚になります(#^.^#)

【番外編】夏の夜を快適に！涼しく眠るための３つの工夫

呼吸法と合わせて、ぜひ試していただきたい夏の夜の工夫もご紹介しますね！「クーラーをつけっぱなしで寝ると、朝起きた時に身体がだるくて…」というお悩み、パパさんママさんなら一度は経験があるのではないでしょうか。そんな時に役立つ、クーラーに頼りすぎない快眠のヒントです！

１．ひんやり寝具にチェンジしてみる！

まず一番手軽にできるのが、寝具を夏仕様に変えることです！最近は「接触冷感」素材のシーツや枕カバー、タオルケットなどがたくさん売られていますよね＾＾

我が家でも、夏になるとニトリなどで買った接触冷感シーツが大活躍です。寝転がった瞬間の「ひやっ」とする感覚が本当に気持ち良くて、娘も「このシーツじゃないと寝られない～！」とお気に入りです（笑）麻やガーゼといった、通気性や吸湿性に優れた自然素材の寝具もオススメですよ。

２．寝る前の「ぬるめ入浴」でぐっすり

「え、夏にお風呂に浸かるの？シャワーで十分じゃない？」と思われるかもしれませんが、実はこれが効果的なんです！ポイントは、就寝の１～２時間前に、３８～４０℃くらいのぬるめのお湯に１５分ほど浸かることです。

熱いお風呂は交感神経を刺激して目が覚めてしまうので逆効果なのですが、ぬるめのお湯は副交感神経を優位にしてリラックスさせてくれます。そして、入浴で一時的に上がった体の深部体温が、お風呂上りに下がっていくタイミングで、自然な眠気が訪れるのです。

お湯にハッカ油を数滴たらすと、湯上りもスースーして気持ち良いですよ！子どもたちも「ミントのお風呂だ～！」と喜んで入ってくれます＾＾

３．身体の「ポイント冷却」でクールダウン

それでもどうしても寝苦しい！という夜は、身体を部分的に冷やす「ポイント冷却」がオススメです。

やり方は簡単で、凍らせたペットボトルや保冷剤をタオルで巻いたもの、昔ながらの氷枕などを、首の後ろや脇の下、足の付け根といった、太い血管が通っている場所にそっと当てるだけです。ここを冷やすと、冷えた血液が身体を巡って効率よくクールダウンできるんです。ただし、直接肌に当てたり、長時間冷やしすぎたりすると凍傷や体調不良の原因にもなるので、「気持ち良いな」と感じる程度にしてくださいね。

暑い夏を乗り切るヨガの呼吸法・まとめ

今回は、「暑い夏を乗り切るヨガの呼吸法」を３つ、ご紹介させて頂きました。

実際にやってみると、身体が少しひんやりしたり、気持ちが落ち着いたりと小さな変化を感じられると思います。大切なのは、頑張りすぎずに「気持ち良いな」と感じる範囲で行うことです。

クーラーだけに頼るのではなく、自分の呼吸一つで心と身体をコントロールできるという感覚は、ちょっとした自信にも繋がるような気がします。今年の夏は、ぜひご自身の、そしてご家族の心と身体をいたわるツールとして、この呼吸法を取り入れてみてはいかがでしょうか。滋賀のパパさんママさん、暑い夏を元気に乗り切りましょうね！

今回は、クーラーの前に試してみて！身体を冷やす「ヨガの呼吸法」で夏を快適に！ご紹介させて頂きました。

それでは、今日はこの辺で(#^.^#)

また来週の水曜日にお会いしましょう！

お楽しみに～！！

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