楢崎 隆也のブログ

☆6年ぶりに☆

2017.3.17 カテゴリー:楢崎 隆也

こんにちゎ、
家づくりアドバイザーの
ならざきです^^

先週、約6年ぶりに、
東北の地へ出張に行ってきました。

住設メーカーLIXILさんの
窓サッシ工場が、岩手県一関にあり、
製造の工程や性能について学ぶために
行ってきました。

前回は、東日本大震災のあった
6年前の6月。
まだ震災直後で、道路は寸断、
ビルの上には船や車がのっかり、
大変な状況でした。

6年たった今の状況はというと、
一部では、道路がきれいに整備され、
新しい住宅が立ち並び、そこだけを
見れば、復興が進んでいるように
思います。

しかし実際のところは、大きく被害を
受けた海岸線は更地のところばかりで、
堤防の代わりに、道路を高くしたり、
高台の住宅地をつくるために、盛り土を
行っている最中でした。

都市開発という意味では素人の僕から
すると、「これって、いつ出来るの?」
という素朴な疑問が湧くばかりです。

現在でも35000人を超える
人たちが、仮設住宅に暮らしていると
聞きます。

元々2年間の想定の仮設住宅は
早く建設できる分、住まいとしては
非常に簡素につくられているため、
冬は寒く、夏はかなり暑いそうです。

お年寄りも多く、自宅再建が厳しい
人たちも大勢いらっしゃるとのこと。

その中で、これから新しい住宅を
建築するための材料を作っている
工場を見学したり、学んだりしている
自分に、少し違和感を覚えつつ、
滋賀に戻ってきました。

滋賀でも、いつ大きな災害が起こるか
分からない状況です。
幸い、滋賀に津波という災害が
起こることはありませんが、
大きな地震で被害を受ける可能性
十分にあります。

住宅の作り手として、みなさんに安心、
安全に長くお住まいいただける
お家をつくるために、これからも
精進していきたいと思いました。

それでは、また、そのうち~^^/

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