楢崎 隆也のブログ

土地の購入を即決できる人とできない人の最も大きな違いとは!

土地の購入を即決できる人とできない人の最も大きな違いとは!?

2023.1.27 カテゴリー:楢崎 隆也

こんにちゎ^^

住宅コンサルタントのならざきです!

フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。

 

仕事柄、不動産会社の担当者さんとのお付き合いは多い方です。しかし僕の場合、どちらかと言えば広く浅くのお付き合いはしないと決めています。

その理由は、担当者さんによって進め方や考え方が異なることも多いため、お客さまの土地購入からの家づくり計画を安全にエスコートしていくためには、固定したブレーンの方々と一緒に進めた方が間違いがないからです。

 

土地の購入を即決できる人とできない人の最も大きな違いとは!?

土地の購入を即決できる人とできない人の最も大きな違いとは!

先日、ある不動産屋さんの担当者さんとお話をする機会があり、そこで話題になったのが、「土地購入を決断できる人とできない人の違いって何だろう?」というお話しです。

そこで今回は、お互いに建築業界、不動産業界で長い経験があり、大勢のお客さまの土地購入のお手伝いをしてきたからこそ言える、「土地購入の決断ポイント」にフォーカスして言語化しておきます。

 

ご夫婦の心の準備(覚悟)

前提として、心の準備(覚悟)ができている人とできていない人では、決断力が大きく異なります。もちろん、マイホームが欲しいという気持ちがあるのは当たり前ですが、ご夫婦の意見が完全とまでは言わないものの、ある程度、一致していなければ計画は絶対に進まないです。

時々、土地探しや家づくりの打ち合わせにご主人さまだけ、奥さまだけでお越しになるケースがあります。お仕事の都合、ご出産や小さなお子さまがいらっしゃるなどで、行きたいけど行けないなら分かるのですが、「ほぼ自分はノータッチで、パートナーに任せている」という方の場合の多くは、土地購入を決断するにはかなりハードルが高いと言えます。

このような場合の多くは、ご夫婦のどちらか一方が、土地購入や家づくりに対して心の準備(覚悟)が出来ていない、また、パートナーが言うので仕方なく表面上だけ同意しているというケースが多いのも特徴です。

 

ご夫婦間の意見の違い

ご夫婦で意見が分かれていることもあります。例えば一方は戸建て、もう一方はマンション、新築住宅と中古住宅、建売住宅と注文住宅など、真逆の意見である場合です。また奥さまは家が欲しいと考えていても、ご主人さまは乗り気でない場合、またはその逆もあります。

このような場合には、まず土地購入から家づくりをするのか、それとも完成物件(建売住宅、中古住宅、マンション)を購入するのかという方向性を合わせておかなければ、目の前にどんなに優良物件が出てきたとしても、購入に進むのは難しいと言えます。

その他には、土地購入から家づくりをしたいという部分はご夫婦で一致しているものの、住みたい地域が違う場合には、最初の段階で徹底的にご夫婦で話し合っておかなければ、土地探しの最中に検索エリアが二転三転し、優良物件を買い逃してしまうこともあります。

 

パートナーに言えないことがある場合

ご夫婦間でも本心を明かしていない場合もあります。例えば「そもそも今の住まいで満足していて不満がない」や「仕事が忙しく家のことを考えている気持ちの余裕がない」など。

また、「実は転職したいと考えている(パートナーには内緒)」、「将来は実家に帰りたい(パートナーには内緒)」、「実は過去に支払いで延滞していて住宅ローンが組めないかも知れないと考えている(パートナーには内緒)、またそれを知られたくない」など、ご夫婦間でも言うに言えないことが原因となって、行動に移せないこともあります。

もしこのような理由が原因であれば、そもそも土地購入の決断がどうこうという問題ではなく、ご夫婦で根本的な話し合いをして、解決しておくことが必要なレベルになってしまいますので、絶対に決断はできません。

 

購入資金の準備

次に、購入するための資金の準備に不安がある場合です。多くの方が住宅ローンを組んで家づくりを進めていかれるため、資金的な部分でもご夫婦の一方が極端にローンの負担を心配をされていて、それが理由で乗り気になれないという場合も実際にあります。

また収入面に不安があり、「私たちは、どのくらいのローンを組めるのか」、「どのくらいまでのローンなら安全に返済していけるのか」、「そもそも住宅ローンは組めるのか」など、借り入れに対する不安や、「頭金はなくても良いのか」、「出来るだけ貯金は使いたくない」など、お金の使い方について悩みを持っている場合には、ご夫婦でモヤモヤしているくらいなら、プロに相談してみるというのが一つの解決策になります。

 

土地のスペックを重視しすぎている場合

土地購入は高額な買い物になるため、誰もが慎重に、間違いのないように、後悔しないように進めたいと思われるのは当然です。そのあまりに、土地の購入条件(スペック)を意識しすぎて決断できない方もいらっしゃいます。

どこか気持ちの中で、自分たちが求める土地の条件を100%満たす土地は、この世の中に存在しないということを理解しつつも、納得ができないために決断できないという場合です。

そのような方の特徴として、あらゆる媒体で土地情報を集め、過去の取引事例を参考に、価格が高い、安い、面積や道路からの高低差、駅からの距離、利便性や地域性、学校区、スーパーなどなどを物件ごとに比較し、ご自分なりの点数をつけて徹底的に評価される傾向があります。

自分なりの基準で評価されるのは、とても良いことだと思う一方で、合格ラインが高すぎて結局のところ評論家のようになってしまい、その時の水準からすれば優良物件であるにも関わらず、決断しないという決断をされ、時間だけが過ぎていくという方もいらっしゃいます。

このような場合の解決策としては、土地探しを一旦、振り出しに戻し「そもそも何のために土地を購入するのか?」というのを考えてみるということが大切です。

皆さんが土地を購入される理由は、コレクションや転売目的ではないはずです。原点に立ち返って考えてみることをおススメしています。

 

最後に

今回は土地購入を決断できる人とできない人にスポットをあてお伝えをしてきました。決断できない人の原因や理由を中心に言語化してきましたが、逆に決断できる人とは、ご夫婦の方向性が近く、柔軟にゆったりと構えつつ、希望する条件の60%~70%くらいを満たせば合格ライン、そしてここぞという時には「2秒で決断する」という気持ちで土地探しをされている人です。

もちろん希望を満たす土地は、すぐに見つからないかも知れません。でも、そんな時でも焦らずに、出来る準備を着々と確実に進めていかれる人のもとに、不思議と優良物件の情報が集まりやすいと感じてしまうのは気のせいではないはずです。何か気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。

 

★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。

人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。

 

それでは、また~^^/

 

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