楢崎 隆也のブログ

土地契約時に業者の言いなりで重要な期限を決めると失敗する!

土地契約時に業者の言いなりで重要な期限を決めると失敗する!?

2023.3.2 カテゴリー:楢崎 隆也

こんにちゎ^^

住宅コンサルタントのならざきです!

フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。

 

気に入った土地が見つかり、購入の決心がついたら、皆さんが最初にする行動は、対象の土地の売主へ購入意識を伝えるために、「不動産買付書」や「不動産購入申込書」を記入し送付することです。いきなり土地の契約をする訳ではありません。

少し話はそれますが、最近の滋賀県内の特に大手の不動産業者さんは、不動産買付書や不動産購入申込書を受け取る場合、住宅ローンの事前審査をパスしている人から優先に受け付けるという流れが主流になりつつあります。

住宅建築を依頼する会社の絞り込みが出来ている人は、いつ運命の土地が見つかっても即行動が出来るように、住宅ローンの事前審査を済ませておかれることをおススメしています。

 

土地契約時に業者の言いなりで重要な期限を決めると失敗する!?

土地契約時に業者の言いなりで重要な期限を決めると失敗する!

話しを本題に戻します。多くの場合、この不動産買付書または不動産購入申込書には、非常に重要な期限を記入することになります。一つめは、住宅ローンを利用する場合の「住宅ローン特約期限(借入希望の金融機関から貸し出し可能だと正式(本)承認をもらう期限)」。そして二つめは「決済期限(土地代金を支払う期限)」です。

基本的に、ここは価格交渉と同じように買主である皆さんの希望を記入することになるのですが、ほとんどの方が土地購入をはじめ、家づくりは初めての経験になるため、どのくらい先に期限を設定すれば落ち着いて進めることができるのか、判断がつきにくいと思います。

多くはお手伝いしている不動産業者や仲介業者、住宅会社や工務店の担当者のアドバイスによって、期限を記入することが多いはずです。しかしあまり短い期限の設定をしてしまうと、後でスケジュールが厳しくなり、落ち着いて進めることが出来なくなってしまう恐れがあります。

そこで今回は、業者の言いなりではなく、落ち着いて話しを進められるように、土地契約時のローン特約と決済期限を長めに先に延ばして土地契約する方法についてお話しをしておきたいと思います。

 

手伝っているのは誰か?

今回のテーマでキモとなるのが、不動産買付書または不動産購入申込書の記入をお手伝いしているのは誰かによって、期限を設定する時のアドバイスに、大きな振り幅があるということです。

つまり、不動産業者や仲介業者が記入するお手伝いをしているのか、住宅会社や工務店が記入のお手伝いをしているのかによって、1か月くらいは平気で変わってくる可能性があるのです。

まだ、土地探しと合わせて住宅会社選びを始めたばかりという方には、今回のお話しは、あまりピンとこないかも知れませんが、住宅会社や工務店選びも、それなりに時間がかかります。

会社の考え方や建てている家をインターネットで研究して、実際に会社へ訪問し間取りを作ってもらったり、見積や資金計画書を作ってもらって検討し。。。同時並行で数社に相談をしていたとしても、気が付けばすぐに2週間や3週間はあっという間に過ぎていきます。

 

慣例として多い期限とは?

不動産の取引の慣例として多いのは、土地の契約後、住宅ローン特約は約3週間後まで、土地決済期限は、土地契約後、約1か月半ほどで設定される場合です。(あくまで体感ですので、条件によって今回のお話し以上に長い場合も短い場合もあります)

このようなお話しを聞くと、検討期間が短すぎて非常に驚かれる方も多いですが、現実的にこのような期限での土地契約も多いのが事実です。

そこで住宅会社や工務店、金融機関などの検討期間を少しでも長く取るためには、不動産買付書や不動産購入申込書を記入する段階で、不動産業者や仲介業者の言いなりや誘導で期限設定をするのではなく、土地契約日から住宅ローン特約期限や決済期限を、可能な限り先の日付けで記入することです。

ただし、あくまで売主と買主は対等な立場での取引が原則ですので、皆さんが希望する日付けで売主と合意が出来るかは分かりません。しかし何も言わなければ、売主側としては少しでも早く決済をして現金化したいのが本音ですから、短く設定できるようにアドバイスや誘導をしてくるのです。

 

どのくらいの期限設定が妥当か?

これは、物件の状況や売主の意向などもあり一概には言えません。こう言ってしまうと何の参考にもありませんので、これまで多くの土地探し、土地購入のお手伝いしてきた中での経験則でお伝えしておきます。

おおむね建築を依頼する住宅会社や工務店が決まっている場合には、土地契約日から数えて、住宅ローン特約期限は60日、建築を依頼する会社が白紙の場合は、75日~90日が理想だと思います。な~んだ、そんなに変わらないなぁと思われたかも知れません。

しかし、土地契約後は住宅会社や工務店、住宅ローンを利用する金融機関の検討など、土地決済期限までは、かなり忙しくなります。この段階での1週間、2週間というのは、本当に貴重な時間です。

慌てて建築を依頼する会社を決めなければいけなかったり、金融機関や借入額、金利などの検討もあまり出来ないまま家づくり計画が進んでいくことのないよう、住宅ローン特約期限や土地決済期限の設定は、出来るだけ先に設定し、落ち着いて進められるようにしましょう。

余談ですが、期限を先に設定しておき、上手くお話しが進んだので期限よりも早く金融機関から正式(本)承認をもらう、期限よりも早く土地決済をするというのは全く問題ありません。

 

最後に

首尾よく不動産買付書や不動産購入申込書によって、希望の土地の購入意思表示と条件面での合意ができたら(価格交渉などがあった場合、折り合いがついたら)、その次の段階が、いよいよ不動産売買契約になります。

一般的に、不動産の重要事項説明書や不動産売買契約書の作成は、不動産業者(売主が不動産業者の場合)か仲介業者(売主が個人の場合)が行います。親切な業者であれば、契約日までに書類を見せてくれます。

契約当日になて、慌てて期限の変更の相談などをしなくて済むよう、不動産買付書や不動産購入申込書を記入する段階で、しっかりと希望を伝えておくようにしましょう。

今回のテーマは、文章で書くと非常にややこしく、伝わりにくい内容でしたが、出来るだけ分かりやすく書いたつもりです。しかし、分かりにくいところ、何か気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。

 

★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。

人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。

 

それでは、また~^^/

 

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