楢崎 隆也のブログ

間取りづくりで失敗しないために避けたい設計担当者はコレ

2022.9.8 カテゴリー:楢崎 隆也

こんにちゎ^^

住宅コンサルタントのならざきです!

フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。

 

家づくりのご相談をお受けしていると、時々、すでに他社で検討されていた間取りを持参されるケースもあります。お話しの内容によっては、参考のために拝見することもありますが、先入観を持たないように積極的には見ないようにしています。

 

間取りづくりで失敗しないために避けたい設計担当者はコレ

それよりも、何に納得や満足出来ていないのか、どのような間取りが理想なのか、どのように暮らしたいと考えているのかなどを詳しくお聞きするようにしています。単純に部屋の広さをお聞きするのではなく、その部屋で、その空間で何をしたいのか、どのように過ごしたいのか、どのように使うのかの方が重要で、使い方によって必要な広さや仕上げが変わることもあります。

設計する側が、お客さまにどのような質問を投げかけ、どんなお話しを聞いておくかによって、出来上がってくるプランは全く違うと思います。そこで今回は、間取りづくりで失敗しないために、避けたいこんな設計担当者のパターンをお伝えしておきたいと思います。

 

質問力のない設計担当者

間取りの設計は、お客さまの要望や希望を聞くところから始まります。「次回は間取りのご要望をお聞きしますね」と約束をしていると、びっしりと要望を書いたものを、紙に印刷して持ってきてくださるお客さまがいらっしゃいます。打ち合わせ当日までに、ご家族で時間を作って話し合ってくださったということです。ありがたいことですね。

実は設計担当者は、これらのご要望の情報を受け取ったとしても、それだけで完璧な間取りを作れる人はいませんし、お客さま自身は自分のことだから分かっていたとしても、設計担当者には細かな暮らしぶりは分からないため、いろんな角度から聞き取りをしなければ良い間取りは作れません。

そこで重要になるのが質問力です。「子ども部屋は6畳は欲しいです」「分かりました」と、このようなやり取りしかしない設計担当者は要注意です。なぜ6畳が必要なのか、なぜ4.5畳だとダメなのかなどの質問が出たり、使い方から考えると6畳では使いにくくなるなどのアドバイスやデメリットなどの説明が出なければ、良い間取りは作れないのです。

 

敷地を確認しない設計担当者

良い間取りを作るために必須の情報が建築地の状況把握です。周辺の建物の様子や、隣地との境界、日当たりなど、敷地を見ておくというのは、間取りを作る上で最も重要な情報になります。

住宅会社や工務店によっては、初めて話しを聞きに行ったとの場で、間取りを作り始める設計担当者もいます。しかし通常は、まず最初に建築予定地でる敷地を見た上で、良い部分や悪い部分を十分に把握して、光や風をどのように入れるのか、駐車スペースをどのように確保するか、そして道路から玄関までどのようにアプローチするかなどを検討していきます。

このような具体的な間取りを作る前の検討のことをゾーニングと呼びます。このゾーニング次第で、家の良し悪しが、ほぼ決まってしまうので、間取りを作成する上でゾーニングはとても重要な作業になります。

極端な話しをすれば、敷地の形状と方位が分かれば間取りを作成することは出来ます。しかし実際に自分の目で見ていないため、お隣の家の窓の位置や、視界、道路の勾配や高低差などの細かな情報が分かりません。皆さんの設計担当者が、どれだけ敷地のことや周辺のことを知っているのかは、良い間取りを作る上で、非常に重要です。

 

人に関心のない設計担当者

間取り作成を単なる作業として捉えている設計担当者も問題です。忙しく1日に数件の間取り作成をしなければならなかったり、打ち合わせから積算など、設計担当者の業務も多いですが、目の前にいる人(お客さま)に関心がないと、良い間取りは作れません。

そのご家族が、どんな暮らし方を望んでいるのか、ご夫婦は共働きなのか、帰宅時間は何時ごろなのか、ご両親のお住まいは遠方か県内か、子どもは何人くらい欲しいのか、どんな趣味をお持ちなのか、休日はどんなことをして過ごしているのかなど、そんな話しのやり取りの中に、実は間取り作成のヒントが隠されています。

人に関心のない設計担当者は、このような暮らしぶりには全く関心がなく、あくまで間取りやデザインなどを中心に聞き取りをしていくため、間取りヒアリングの時間が全くつまらない時間になります。

積極的に設計担当者からの楽しい例え話や、お客さまの話しやすくさせる雰囲気づくりが出来ていると、間取りヒアリングが非常に楽しい時間になり、打ち合わせが終わるとスッキリした気分になります。設計担当者は、間取りづくりに必要な情報を、楽しい話題の中から拾っていくというイメージが最も理想です。

 

最後に

時々、家族の要望をメールでお送りいただき、「プラン作成と見積もりをお願いします」とご連絡をいただくお客さまもいらっしゃいますが、実はこのケースは非常に困ります。特に一度もご面談をさせていただいていない状況で、このようなメールをいただいても、ほとんどはご満足いただけるプランは出来上がりません。

やはり間取りは、いろんな視点からお話しをお聞きすることが最も重要です。数社を並行して検討されている方にとっては面倒だと思われるかも知れませんが、ほぼ一生、住むことになる間取りですから、そこは時間をかけてじっくりと検討していくことが満足度の高い間取りづくり、家づくりにつながります。何か気になることがございましたら、遠慮なくご相談ください。

 

★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。

人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。

 

それでは、また~^^/

 

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※WEBご予約の締め切りは、2022年9月10日(土)17:00まで。

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