家づくりのお金|土地と建物以外にかかる諸経費とは?
2023.8.7 カテゴリー:西口 未羽
こんにちは(^-^)
家づくりアシスタントの西口未羽です!
家づくりに関してたくさん勉強されている方ならご存知かと思いますが、実は家づくりには土地と建物以外にもかかってくる『諸経費』と呼ばれるお金があります。
今回は家づくりを検討しはじめた方に向けて、諸経費として必要になるお金をご紹介します。
『諸経費』の内訳とは?
諸経費と呼ばれる中身は、外構工事費用(庭やカーポート、外周ブロックやフェンスなど)や、地盤改良工事予算、住宅ローン関連費用、登記費用などになります。
地盤改良工事に関しては、調査の結果、地盤改良が必要だとなった場合にかかってきます。
必要だと判断されると、80万円~100万円ほど費用がかかります。不要だった場合はラッキーですが、予算はしっかり確保しておきましょう。
またこれ以外にも、水道加入金や固定資産税清算金、火災保険料、印紙代などの費用が必要になることも多いです。
土地の条件によってかわる費用
購入する土地が、高台や古家が建っていたりする場合には、土地の購入費用以外に敷地整備費が掛かる可能性があります。
例えば高台の場合で、もともと駐車スペースが無い土地なら切土をして車が駐車できるように整備しなければいけません。また、古家が建っているなら解体工事費用については特別な約束が無い限り、基本的には買主側の負担になります。古家の中に家具など荷物が残っていた場合、その処分費用も掛かるかもしれません。
また上下水道が未整備なら、土地購入後に買主側の費用負担で整備をしなければなりません。
土地の所在によっては、建築確認申請以外の各種申請や届け出などが必要な場合があり、それらの費用も掛かってくる可能性があります。
建物(住宅会社)の条件によってかわる費用
住宅会社や工務店によって、住宅価格の提示の方法に違いがあります。
例えば照明器具やカーテン、TVアンテナが含まれている会社もあれば、含まれていない会社もあります。
また、住宅工事を行う上で必ず必要になる、建築確認申請費や仮設電気、仮設水道、足場や建築看板を含む仮囲い費用などが、住宅価格に含まれている会社もあれば、別途の会社もあります。
ですので、住宅価格については広告やHPの情報だけで高い、安いの判断は難しいのです。
一律のルールがないため、これらの費用が住宅会社や工務店によってかわります。よって、前向きに検討したい住宅会社がある場合には必ず見積や資金計画書を作ってもらい、どこまで含まれているのか、別途費用にはどのような項目があり、どれくらい掛かるのかを必ず把握しましょう。
最後に
前職の信用金庫で、住宅ローンなどの融資担当をしていたこともあり、このような費用面に関してある程度の知識はありましたが、見学会にご来場いただくご家族様にこのようなお話をさせて頂くと、案外これらの費用を詳しくご存じでない方も多いように感じます。
土地や建物以外にかかる費用、土地や住宅会社によってかわる費用、広告やHPではわからないこともたくさんあります。
もし「いいな」と思う住宅会社や工務店がでてきたときには、一度、そのあたりも詳しく聞いてみましょう。
家づくりにすべてを捧げて、趣味や旅行などが楽しめなくなる人生にならないよう、お金のことをしっかりと勉強し、ご夫婦で話し合ってください(*^^*)
それではまた来週~!☆
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