西口 未羽のブログ

住宅性能を高めて開放感抜群の吹き抜けをつくるコツ

2023.3.27 カテゴリー:西口 未羽

こんにちは(^-^)

家づくりアシスタントの西口未羽です!

フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。

 

先日ルームツアー動画を見ていただいた視聴者様から、「吹き抜けは開放感があるからいいけど、光熱費が高くなりそう」というコメントをいただきました。フィックスホームでは、YouTubeやInstagram、TikTokなどのSNSを通じてルームツアーや家づくりアイデアを発信してます。

 

ルームツアーでは、お家の間取りや動線、こだわりポイントや見どころポイントをメインで動画内で紹介しているため、詳しい住宅性能について触れていなかったなと思い、今回はブログにて言語化していこうと思います。

 

住宅性能を高めて開放感抜群の吹き抜けをつくる

そもそも吹き抜けを取り入れたいか取り入れたくないかは、ご夫婦でも意見が分かれるポイントだと思います。吹き抜けのイメージを聞いてみると、「開放感があって明るいリビングをつくれそう」や「家族のつながりが感じられそう」という良い印象や、反対に悪い印象としては「1階は寒くて2階は暑そう」や「1階の生活音やニオイが2階に伝わりそう」などが挙げられると思います。

 

もちろん吹き抜けにはメリットとデメリットがあります。ですが、デメリットだと感じている部分は、住宅性能が昔と今で変わったことで改善され、メリットへと変わっている部分もあるのです。

 

1階は寒くて2階は暑そう→気密と断熱性能を高める

まず最初に思いつくデメリットで多いのが、「1階は寒くて2階は暑そう」という意見です。ですが、高気密高断熱住宅ならその心配も不要になります。気密とは家のスキマを示します。スキマがあればあるほど、当然ですが家の中に風が入ってきてしまいます。そうすると外気の影響を受け、室内の温度が上がったり下がったりしてしまいます。

 

断熱とは家の断熱性能についてです。断熱性能が高いと室内の熱がにげにくいので、外が熱くても寒くても家の中の温度は一定に保つことができます。

 

気密と断熱は片方だけを高めても、充分な効果は得られません。ですが、両方の性能を高めた高気密高断熱住宅なら、リビングに吹き抜けがあっても、1階と2階の温度差に驚くことなく家のどこに居ても一定の室温を保つことができます。

 

光熱費が高くなりそう→エアコン1台で家中の冷暖房を行う

続いて思いつくデメリットが、「光熱費が高くなりそう」という意見です。先ほど紹介したように、気密と断熱の性能を高めることは必須となりますが、高気密高断熱住宅で空気の通り道となる吹き抜けやリビング階段を採用すると、エアコン1台で家中の冷暖房を行うことができます。

 

基本的にフィックスホームでは、床下エアコンで冬場の暖房を行い、小屋裏エアコンで夏場の冷房を行います。床下エアコンでは、基礎の中を暖気が通り各部屋に設置されたガラリから暖気が上昇してきます。そこから空気の通り道である吹き抜けや階段から暖気はさらに上昇し、2階へと上昇していきます。

 

反対に寒気は下降します。そのため、小屋裏に設置したエアコンから2階は各部屋へと冷気を送り、1階へはアローファンを使い冷気を送ります。もちろん、夏も冬も家中が設定温度になるまで少し時間がかかります。ですが、一度適温になればその状態を保つのに光熱費が高くなることはありません。

 

家中が適温になることでヒートショックなどの健康リスクを抑えられたり、部屋ごとにエアコンを用意するコストを削減することができます。

 

吹き抜けの日射取得と日射遮蔽を工夫する

光熱費を抑える方法としてもう1つ、冬場は吹き抜けに取り付けた大きなFIX窓から入ってくる日射取得を利用する方法があります。もちろんこちらについては、日照シミュレーションをすることが必須です。土地によって変わる部分なので、希望の土地があるご家族は相談して実際にシミュレーションを見せてもらうのがいいでしょう。

 

冬場に日射取得をたくさん得られると、太陽の光である程度家が温まり、暖房の効果を高めてくれます。夜は窓から熱を逃がさないよう、ハニカムブラインドを下ろしておくのも重要なポイントです。

 

反対に夏場に日光がたくさんリビングに入ってきたら困りますよね。夏場は吹き抜けのFIX窓を、どう日射遮蔽するかの工夫が大切になります。断熱性の高い、ハニカムブラインドなどを取り付けておいて、下ろしておくのが安心でしょう。

 

最後に

フィックスホームでは日照シミュレーションはもちろん、光熱費シミュレーションも行っています。もちろんシミュレーションだけでなく、実際にお引渡しをしたオーナー様にもご協力いただき、1年間の光熱費を教えていただいております。

 

「1階と2階の温度差が気になる」や「光熱費が高くなりそう」という理由で吹き抜けを諦めてしまうのではなく、実際に吹き抜けのある家の見学会に参加して温度差が気になるか確認してみましょう。

 

また、検討している工務店やハウスメーカーで実際に建てて住んでおられるオーナー様に聞いてみるのも1つの方法です。担当者に相談すれば、その会社とオーナー様がお家を建てる前のような関係を築いていれば紹介していただけるはずです。逆に紹介してもらえなければ、会社とオーナー様の関係やアフターサービスについて心配になりますよね。

 

★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。

 

人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。

 

次回のブログもお楽しみに!☆

 

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