戸井田 敬一のブログ

★滋賀で新築時に太陽光を載せたら損する?得する?

2020.6.4 カテゴリー:戸井田 敬一

前回の続きになります。

今から10年目以降の余剰電力の買取価格は誰にもわかりません。
では

例3)太陽光パネル4kWを140万円(35万/kW)で購入の場合
前回と同じく10年で1155900円回収できるとすると、10年目の時点で

1400000-1155900=244100円の未回収になります。

でも前回同様、自家消費分47570円は11年目からも継続して利益が出てると考えられますよね。
未回収分も244100円÷47570円=約5.2年
仮に11年目以降の買取価格がゼロでも、事故でもない限り15.2年で元が取れると計算できます。

そこから先は47570円×壊れるまでの年数分が利益(最低限)
実際には現時点で11年目以降の最高買取価格は10.5円/kWhなので
売電分3401kWh×10.5円=35710円/年の価値を生む可能性があります。
すると11年目以降の年間利益は
47570円(最低限)~47570円+35710円=83280円の間くらいになるのでは?

例3)の4kWhを140万円で購入して30年まで壊れないとすると

47570×20年-244100(未回収分)―200000円(パワコン交換費概算)=507300円(最低限の利益)
83280円×20年―244100―200000=1221500円(妥当予想利益・現売電価格)

同じく例1)の25万円/kWで購入した場合30年で

115590円×10年+47570円×20年―200000円―1000000(パネル購入金額)=907300円(最低限の利益)
115590円×10年+83280円×20年―200000―1000000=1621500円(妥当予想利益・現売電価格)

同じく例2)の30万円/kWで購入した場合30年で
707300円(最低限の利益)
1421500円(妥当予想利益・現売電価格)
となります。

当然年々発電量も低下していきますが、電気代は年に3%ずつ上昇すると国は予想しているようです。
そうなると自家消費分の価値があがるので、電気料金が上がれば上がる程利益がでるのでは?

さらに11年目以降、蓄電池やEVを購入すれば利益はさらに増えるし、災害時には非常用電源として
使えるメリットがあります。

みなさんはどのように考えますか?

 

 

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