厨子 浩二のブログ

☆家を建てた後に後悔する人の共通点とは!?☆

2017.11.5 カテゴリー:厨子 浩二

おはようございます。

今に始まったことではありませんが、なぜ、家を建てて
後悔する人がいるのでしょうか?

「家は3度建てないと満足できない!」
と言われていますが、なぜ、そのようなことが
起こってしまうのか?

一生に一度の家づくりにおいて、誰しもが絶対に避けたいと思い、
いろんな住宅会社を比較したり、間取りや仕様を検討したりと
慎重に進めてきたはずの家づくりにおいて、未だに失敗する人が後を絶ちません。

ほとんどの人が無防備

実際に家を買う、建てるともなると、
多くの不安や悩み、要望が出てきます。

<家を買う前、建てる前の悩み>

1. いくら借りられるのか?いくらなら返済できるのか?というお金に関する悩み。

2. 自分たちの理想の土地が予算内で見つかるのだろうか?という土地に関する悩み。

3. ライフスタイルに合わせた間取りや仕様、好みのデザインといった面での悩み。

4. 思うような家が土地も含めて予算内で収まるのだろうか?というコストでの悩み。

5. 本当にちゃんとアフターをしてくれるのだろうか?という住宅会社選びの悩み。

などなど、上げたらきりがないくらいに買う前、建てる前の悩みは尽きないものです。

しかし、家は通販で物を買うように、実際に住んでみて、
やっぱり不満だから、全額返金してほしいなんて言えるものでもありません。

意外と勢いで買ってしまったり、何の予備知識もなく、
十分な比較検討もせずに騒動買いしてしまう人が多いのも後悔する原因、
失敗する原因の一つなのかも知れません。

アマゾンやヤフーショッピングで洋服やアクセサリーを買う時でも、
いろんなショップと比較検討する人が多い中、どうして住宅に限っては
そのようなことになってしまうのでしょうか?

「知る」と「知らない」では大違い

まず第一に、今まで見たこともない何千万円という金額がピンとこなくて、
とりあえず、毎月の返済額が今の家賃並みなら大丈夫という
安易な考え方をお持ちの方がすごく多いというのが現実です。

「銀行が貸してくれるから大丈夫じゃないの」
とか、住宅営業マンが金利交渉までしてくれて、
「大丈夫ですよ。頭金ゼロで3000万円全額住宅ローンでも行けますよ。」
とか、家を買えること、建てられることばかりに気が行ってしまい、
何の疑いもなく進んでいく方がたくさんいらっしゃいます。

では、どうずれば後で泣きを見ずに済むのでしょうか?

それは、しっかりとした「予備知識」を付けておくことが重要な分かれ目に
なるということです。

「予備知識」と言えば、なんか難しそうで面倒くさいと
思われるかもしれませんが、別に住宅の専門家ほどの知識が
必要なわけではありません。

本当に少しだけ、予備知識を頭の中に入れておくだけで、
いざ、家づくりを真剣に考えだしたときに、冷静な判断ができて
「こんなはずじゃなかったのに・・・」と後で泣きを見ずに済みます。

たとえば、以下のような大きなメリットをもたらすことも現実にあります。

・希望の土地を200万円も安く購入することができた。

・銀行の言いなりにならずに、住宅ローンを71万円もお得に借りることができた。

・住宅会社に間取りやデザイン、仕様などを明確に伝えたことで満足のいく家ができた。

などなど、「知っている」と「知らない」とでは、人生単位で大きな差が
付くことは明白です。

じゃあ、アマゾンや本屋さんで売っている、家づくりの本を読めばいいんじゃないの
とお思いの方もいらっしゃることでしょう。

しかし、あまりにも多くの書籍の数に圧倒され、
どれを読めばいいのかも判断しずらく、結局、
買ってはみたけど読まないということにもなり兼ねません。

私自身も家づくりの本を3冊出版していますのでよくわかりますが、
ほとんどの本には、家を建てる前の不安や悩みを解決する方法などが
多く書かれています。

間取りの事やデザインのこと、収納や家事導線など、
確かにそれも後悔しない一つの知識かもしれません。

しかし、意外と無知なのが、家を買った人、建てた人の
実際に住んでみた後の不満調査データです。

次回は、「家を買った人、建てた人の実際の不満調査」
をお伝えいたします。

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