☆日本の「住宅基準」は赤ちゃんレベル☆
2019.1.7 カテゴリー:厨子 浩二
新年あけましておめでとうございます。
本年は長―いお休みをいただきましたが
残念ながら、どこも行っていません(泣)。
さて、冗談はさておき、実は昨年の年末に
信じられないことが国土交通省で決定されました。
知ってる人は知っている、知らない人も
多いかと思いますが、日本の住宅の省エネ化は
欧米諸国に比べてかなり遅れていましたが
住宅に限って言えば、「2020年」からは
すべての住宅に省エネ基準を義務化させるという
ことは以前から決まっていました。
ご存知のかたも多いと思いますが、「京都議定書」や
「パリ協定」でのCo2削減目標をクリアするために
住宅で使う一次エネルギーを抑えなさいというものでした。
この調査結果を見ても明らかで、平成28年度までは
実態調査をしていたものの、29年は調査自体もしていなかったという
驚きのいい加減さをだしています。
で、ここに来て、大どんでん返し。
なんと、2020年からの省エネ義務化を見送る決議を
国土交通省がしたのです。
もう、呆れて、開いた口がふさがりません。。。
またその理由や試算のやり方がおかしいです。
まず第一に、つくり手側の問題です。
未だに2020年からの義務化に向けてに対応ができていない
住宅会社が多くて、市場が混乱するというのが一つです。
そしてもう一つが、消費者側の問題です。
建築主が省エネに関して無関心だと。。。
確かに、どのような基準なのかを詳しく説明できるお客様は
少ないかもしれません。
とはいえ、
「冬も夏も冷暖房ガンガン使わないと快適に過ごせない家」
か
「極寒の真冬でも、猛暑日が続く真夏でも、
エアコン一台をフル稼働させることなく家中どこでも快適に過ごせる家」
か、どっちを選びますか?と言われたら、あなたならどうしますか?
確かに、初期コストは省エネ住宅の方がかかりますが、
その後の住んだあとの光熱費を考えれば、十分にもとは取れます。
信じられないとお思いであれば、1月の完成見学会へ
お越し下さいませ。
実際に自分の体で体感してみてください。
本当に日本は遅れています。
というか、大手ハウスメーカーや大きな住宅団体が
裏で動いていそうな匂いがします。
私たちはそんな業界の常識と断固戦います!
あまり詳しく書くとかなり長くなりますので、
もっと詳しく知りたい方はアドバイザーまで。