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いい家づくりコラム

本棚イメージ

子どもが賢くなる家|読書習慣を育てる家のアイデア

2026.4.20

親としてどうしても気になってしまうのが、子どもの学力。「勉強しなさい」と言わなくても、子どもが自らすすんで勉強し、少しでも勉強を好きになってくれるのが理想的ですよね。

では、それに近づくために親ができることは何でしょうか。子どもに合った教材や塾を選ぶことは、もちろん大切です。しかし、それ以上に重要なのは「本のある環境をつくること」。環境づくりがうまくいけば、子どもは自ら学ぶことができます。

今回は、子どもの読書習慣を育てる家のアイデアについてご紹介します。


本がある家が学力を育てる理由

「家に本が多い環境で育った子どもは、読み書きや計算、情報リテラシーの能力が高い傾向にある」という海外の研究結果があります。それにはいくつかの要因が考えられます。

言語能力が自然に育つ


本が身近にある子どもは日常的に多くの言葉に触れるため、読解力や記述力が伸びやすくなります。

読書が当たり前になる


本が多い家では、読書は特別なことではなく、日常です。「暇だから本読む」「気になることを本で調べてみる」など、本に関わる行動が習慣化することで、知識量が自然と増えていきます。

知的好奇心が刺激されやすい


大人も本屋や図書館で経験があると思いますが、本棚にさまざまなジャンルの本があると、思いもよらない本と出会うことがあります。知的好奇心は学びを深めるきっかけになります。


読書習慣を育てる家づくりのアイデア

そうはいっても、子どもに読書習慣をつけることは簡単ではありません。一般的に子どもにとって、じっとイスに座っていることや長い時間集中を強いられることは大きな苦痛です。
言い換えれば、そういったストレスがない環境を整えてあげれば、習慣化できる可能性があるということです。

では、読書習慣を育てる家の具体的なアイデアをご紹介します。

本は子どもの目線の高さに置く

子どもが本を手に取るかは、「位置」が最重要です。
とくに幼児や小学校低学年の子どもにとって、どんな本があるのか見えない・興味を持っても本を手に取れない状態では、そこに本がないのも同然です。子どもの視界に入り興味を持てるよう、本は子どもの目線の高さに配置しましょう。目線の高さに配置しておけば、気になったときにすぐ本を手に取ることもできます。
また、扉のないオープン棚にして常に本が見えるようにしたり、表紙が見える面出し収納にしたりするのも、子どもの興味を引くのに効果的です。

子どものお気に入りの居場所に本を置く

子どもが自然と本に触れる機会を増やすためには、子ども自身が多くの時間を過ごす場所に本棚を設けることが合理的です。
たとえば、リビングやダイニング、親の居場所の近くがおすすめです。とくに、幼児や甘えん坊の小学生は、親が近くに居たほうが安心して物事に集中できるため、本棚だけでなく学習スペースも準備してあげるとよいでしょう。親のワークスペースに、本棚と子どもの学習スペースも併設するのもおすすめです。

家族の本棚に子ども用のスペースを作る

家族共用の本棚がある場合は、子どもの目線の高さのスペースを子ども専用にするとよいでしょう。子どもが自由に出し入れしやすいですし、子ども向け以外の本に興味を持つきっかけにもなり、知的好奇心の広がりが期待できます。

家中に本棚を作る

廊下や階段、トイレなどに小さな本棚を設けることも、読書習慣をつけるのに効果的です。ちょっとした場所に本があることで、すきま時間に読んだり、何気なく本を手に取ったりと本に関わる機会が生まれやすくなります。
家のなかでもとくにリビングは、ぜひ本棚を設置してほしい場所です。リビングは生活の中心であり、家族が集まり、会話やくつろぎが生まれる場所です。そこに本があることで、日常に学びが溶け込みます。


習慣化の近道は環境を整えること

本を読むことは、なんとなく勉強に近いもののように感じ、子どもが興味をもつには時間がかかるかもしれません。しかし、家中に本があり、日常に本があふれている環境で過ごすことで、読書が好きになる可能性はグッと高まります。読書に抵抗がなくなり習慣となれば、学力向上も期待できるでしょう。
本は、難解なものだけでなく、漫画や図鑑、雑学本なども立派な学びの入口です。「家中で多種多様な本と出会える」そんな環境をつくってみてください。