断熱や省エネに優れた家だから

私たちが選ばれてきた10の理由断熱や省エネに優れた家だから

高気密高断熱は家づくりの基本

断熱性能

住宅の断熱性能と気密性能の優劣は、快適さ、省エネ性能、そして暮らす方の健康など多岐に関わってきます。フィックスホームでは、高気密高断熱仕様を家づくりの基本中の基本としています。
実際に、断熱性能はプランにもよりますが、0.42〜0.47W/m²Kと、高断熱住宅の基準であるHEAT20のG2またはG1グレードに相当する性能を発揮します。また、気密性能は0.5cm2/m2以下を目標にしていますが、実測では0.3cm²/m²と、目標を上回る測定値を達成しています。

断熱性能は断熱仕様によって決まる

断熱材吹き付け
基礎断熱

断熱性能は、使用する断熱材とその厚さによって決まります。そのため、快適な暮らし心地をお約束するために、フィックスホームでは以下のような断熱仕様を基本としています(例:コミコミ住宅「ファースト」の場合)。

  • 天井:発泡ウレタン吹付け230mm(屋根)*写真:上
  • 壁:[ダブル断熱]外張り付加断熱+発泡ウレタン吹付け95mm
  • 床:基礎断熱 スタイロフォーム50mm*写真:下

気密性能は実測して性能を確かめる

気密測定

住宅の気密性能は、手作業で隙間を埋める職人の作業の丁寧さによって変わってきます。そのため、気密性能は建築段階で「気密検査」という実測により確かめます。
高気密住宅とは隙間の割合を示すC値=1以下の住宅を指しますが、フィックスホームの住宅はC値=0.5を基本(数値が小さいほど隙間が少ない)とし、さらに、実測においてはほぼ全ての住宅がC値=0.3を計測しています。

樹脂サッシ+Low-Eガラスをサッシの標準に

サッシイメージ

高断熱住宅づくりに高性能サッシは必須です。なぜなら、窓などの開口部が最も熱の出入りが激しいためです。フィックスホームでは、アルゴンガスが封入された真空トリプルガラスのサッシを標準としています(南面の日射取得窓はペアガラスのサッシを採用)。また、ガラスは特殊な金属膜をコーディングしたLow-Eガラスをの日射取得型と日射遮蔽型を方角によって使い分けています。
さらに、サッシの枠はアルミを使わない樹脂サッシ。これにより、熱の出入りを抑止するとともに、結露の発生をなくします。

パッシブデザインで自然のエネルギーを活用する

パッシブデザイン
パッシブデザイン

省エネルギーな暮らしを考えるとき、自然エネルギーを温熱環境づくりに活用することが考えられます。太陽の明るさや熱、そして周囲を吹く風を利用することです。そのためには、冬は効率的に太陽の光を取り込み、逆に夏は遮る設計、あるいは風を室内に行き渡らせる設計が必要です。この設計手法は「パッシブデザイン」と呼ばれ、省エネと快適さを両立できる設計として注目されています。

パッシブデザインは日射シミュレーションとセットで

日照シミュレーション
日照シミュレーション

理屈では簡単そうに思えるパッシブデザインですが、実際に取り組むとなると手間のかかるものです。家を建てる敷地は周辺の建物環境などが全て異なります。敷地ごとに日射を得られる方向や時間が変わってくるのです。そのため、最良のパッシブデザインの効果を得るためには、敷地ごとにシミュレーションを行い、窓の設置方向や大きさを検討していきます。規格化されたハウスメーカーの住宅では難しい設計プロセスであるといえます。

住宅の燃費も建築前にシミュレーションする

光熱費シミュレーション

住宅の燃費もシミュレーションします。断熱性能と日射による室温への影響から、一年を通して必要となる冷暖房エネルギーと光熱費を算出します。
光熱費は、建物の建築費用と比較すると小さな額かもしれませんが、これが20年、30年のスパンで考えると馬鹿になりません。今後のエネルギー事情が不透明な現在、長期のスパンで光熱費を予測しておくことは重要です。

床下エアコンと小屋裏エアコン

床下エアコン
小屋裏エアコン

住宅の断熱性能が向上するのに伴い、住宅内に設置するエアコンの台数を減らす工夫がされるようになってきました。その理由は、電気代が安くなり、さらに、エアコンの設置費用や買い替え費用も抑えられるからです。
断熱性能を高め、建物の間取りを工夫すれば、エアコン1台だけで全館を快適な室温にすることも可能です。これが「床下エアコン【写真上】」と「小屋裏エアコン【写真下】」。冬は暖かい空気が上昇する性質を利用して、床下に設置したエアコンを、また、夏は冷気が下降する性質を利用して小屋裏のエアコンを、稼働させるようにします。

換気はダクト式の第一種換気システムを採用

全熱交換型換気システム

家づくりで意外と軽視されがちなのが「換気システム」。しかし、換気が十分でないと、シックハウス症候群などの深刻な健康被害を引き起こしたり、住宅の老朽化につながります。住宅の換気は想像以上に大切なのです。そのためフィックスホームでは、最も理想的な換気システムと言われるダクト式の第一種換気を標準仕様にすることで、全館を快適な環境にします。

私たちはZEHビルダーです

住宅燃費

経済産業省では、「2020年までにハウスメーカー等の建築する注文戸建住宅の過半数でZEHを実現すること」を目標とし、普及に向けた取り組みを行っています。
この呼びかけに応えた住宅建築、リフォームに関わる企業が「ZEHビルダー」。ZEHビルダーは、2020年度までの各年度について自社のZEHの普及目標を公表し「SII 一般社団法人 環境共創イニシアチブ」へ申請を行うことで登録されます。
フィックスホームも、2025年に自社が受注する住宅のうちZEH(Neary ZEHを含む)の割合を50%以上にすることを目標に登録を行い、ZEHの普及に取り組んでいます。

年度 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2025
実績/目標 実績 実績 実績 実績 実績 実績 実績 実績 目標
棟数 0棟 3棟 3棟 3棟 1棟 1棟 2棟 6棟
ZEHの割合 0% 11% 16% 24% 7% 6% 16% 55% 50%

建てる時も建てた後もコストがかからないフィックスホームのZEH

ZEHコスト

ZEHづくりは簡単です。断熱性能が低い家でも、巨大な太陽光発電装置などを導入すれば「差し引きゼロエネ」になるからです。しかしそれでは、瞬く間に家づくりの予算を食いつぶしてしまいます。
これらの課題を克服し、健康省エネ住宅やZEHを建てるための、生きたノウハウを培ってきました。多くのお客様の家を滋賀で建てさせていただくなかで得た、机上の理論だけでは足りない「生きた知識と技術」といえるもの。
それにより、省エネ健康性能はもちろん、コストのうえでも十分ご満足いただける住まい、ZEHをつくることができるのです。