建替え工事の時、お隣さんへの配慮が気になります
カテゴリー:家づくりのすすめ方について
ご相談内容
現在、親の建てた築35年の家に住んでいます。あちこちで修繕が必要な時期になり、子どもも大きくなってきて部屋が足りなくなってきたこともあり、建替えようかと検討しています。建替えをするにあたり、心配なことがあります。それはお隣さんを含めた近隣の方々のことです。
私たちの住んでいる家は、約40年ほど前に開発された住宅地で、近所の方々は高齢の方も多く静かな場所です。解体工事の振動や音、埃も気になります。道路の幅も4mくらいと狭く、工事用の大型車は通行しにくく、特に路上駐車の車があると、かなり厳しく注意をされます。
先日も近所で外壁の塗り替え工事をされたお宅があり、その工事のために来られた業者さんが路上駐車をされていて、自治会長さんたちに注意を受けたそうで、近所でもウワサ話しになっていました。工事の事なので、多少のことはお互い様だとは思うのですが、建替え工事をしたばかりに、ご近所とトラブルになるのは避けたいです。フィックスホームさんでは、建替え工事の際に、ご近所に対して、どのような対策をされていますか?
フィックスホームからの回答
建替え時の近隣対応についてのご相談です
一生に一度あるかないかの家づくり。多くの方が家づくりを真剣に取り組みます。ライフプラン(資金計画)、建築地の選択、間取りの作成と家づくりでは、検討しなければならないこと、実際に学び行動しなければならないことがたくさんあります。
よく学び行動されているご家族でも、見落としがちなのが住宅会社が近隣の配慮をしっかりしているか? の研究です。
特に、ご家族の生活は、住宅を引き渡しをしてからスタートします。建築中に近隣に配慮がない場合、お隣さんとの実際の生活が始まってからギクシャクしていまう、そんなこともあるかもしれません。
住宅の完成の良し悪しも大事ですが、建築途中の近隣の方のイメージも、その後の生活にはすごく重要です。ライフプランや、間取りの作成と同様に、今現在検討している住宅会社が、近隣の配慮に対し、どのような考え方をしているのか? を、十分に確認しておくことが大事です。
建築地の近隣の方へのご説明と最大級の配慮を行います
住宅が完成し、実際の生活が始まると、お隣さん、ご近所の方とのお付き合いが始まります。その際、重要なのは、建築中に住宅会社が、しっかりと、建築のスケジュールや現場で行われることの説明をしているか? 説明をした上で、配慮のある工事現場であったの? つまり、お隣さんへの現場の説明と配慮の両方が大事です。
着工前には必ず近隣の方へご挨拶
現場が始まる着工前には、当然お隣さん、ご近所さんに、着工前のご挨拶に伺います。フィックスホームでは着工前だけではなく、上棟工事の直前にも、再度、ご挨拶に伺っています。
建築中は、現場の大小に関わらず、それまでの生活よりは、騒音などはもちろん、工事車両による交通量の増加など、今までの生活では起きなかったことが起き、ご迷惑をおかけします。お隣さん、ご近所さんが、ビックリしたり、想定の範囲外のことが起きたとならないように、実際に足を運び、対面で話をして安心していただくことが重要です。特に建替え工事の際は、これまでのお施主さまとご近所の方々とのお付き合いも長いため、住宅会社と建築をするご家族が一緒にお隣さん、ご近所さんに説明に伺うのが、さらに良い方法です。
大型車両や資材搬入時も周囲への配慮
工事には、基礎のコンクリートの打設時、上棟工事時、また資材の搬入時も、大型車両が入ってきます。普段入ってこない大型の車両が入ってくるだけで、お隣さん、ご近所さんなどは、相当なストレスになります。事前、そのようなことがあることを、説明することで理解いただき、 交通の進行がスムースに行くように、時には立会いをしたり、カードマンをつけたりすることも、検討しなけばなりません。
資材や廃材などの飛散防止に努めます
現場の安全性は最重要の課題です。住宅の密集した地区はもちろん、郊外の地区でも、風の強い日などの資材や廃材の飛散は、気をつけなければなりません。現場での資材や廃材の分別、保管方法を徹底させているのか? 確認しましょう。また足場の飛散防止ネットや、敷地の外周部分に安全柵やゲートなどの設置をしっかり設置しているのかも確認しておきましょう。
これを機会に、住宅会社の現場について研究されてはいかがでしょうか?
何か質問などありましたら、ご気軽にお問い合わせください。