家づくりストーリー

栗東市・近藤さま

モノトーンと和モダンの融合と
プライベートを楽しむ家

栗東市・近藤さま

落ち着きのあるシックな玄関で、にこやかにお出迎えしてくださったのは近藤さまご家族。家づくりを考えたのはご長女の高校卒業がきっかけでした。「娘も成長し、一緒に過ごせるのもあとわずかでしょう。そのときまで我が家の暮らしを楽しめればいいかなと思って」とご主人。親子3人、マイホームで和やかな時聞を過ごしたい。それが家づくりのコンセプトでした。
一番のポイントは、家族それぞれの生活スタイルに適した間取りを確保すること。仕事を終えたご主人が一日の疲れを癒やす寝室、奥様が趣味を楽しむバルコニー付きの洋室、ご長女がくつろぐ自室とそれぞれ独立した部屋割りプランを立てました。
「居心地が良すぎてとても出て行く気持ちになれません(笑)」とご長女も幸せそうな笑顔。いつか旅立ちのときが訪れるまで、ご家族3人で過ごす楽しい生活がまだまだ続いていきます。

専門学校生のご長女を持つ近藤さまご家族は、それぞれ独立した生活スタイルを楽しみながらも、大きなLDKにいつも集まって話がはずむとか。モノトーンでコーディネートされたリビングは、ウォルナットのフローリングとナチュラルウッドのテーブルをアクセントに、クールすぎず柔らかなイメージ。
木目調のダークカラーで統一された外観は、お手入れしやすいサイディング。ソーラーパネルを載せた屋根は雪止めを長めにとって隣家への気配りも忘れません。
LDKは20畳の広さ。構造柱はTVパネルとの間にすき間をとって見通しよくすっきりと。縦のスリッ卜が入ったリビングのドアはリビング階段のドアと付け替えることが可能で、白一色のシンプルな壁も変化を楽しめる遊び心が。
トイレの扉は折れ戸を採用することで開閉時に人が通ってもあたらない工夫を。白く明るい階段は16段と多めの段数で上り下りも楽々。
勝手口からも光が注ぐキッチンは、シンク上に棚を付けずオープンに。レンジの壁の向こうに冷蔵庫スペースを確保してすっきりと。
縁無し畳を格子柄に配置した和室はモダンな印象。客間として使用可能で押入れは寝具が収まる大きさ。
玄関は家族用と来客用に分けた。シューズクローク付きの家族用はドアを閉めることで乱雑さが目に入らないように工夫。
2階の奥様の趣味部屋はダークブラウンの建具。4畳ある広いバルコニーはチェアに座って愛猫と過ごす癒しのスペース。
ご長女のお部屋は建具ほか、ドレッサーやテーブルを白で統一。奥様の部屋同様バルコニーにもつながっている。ウォークインクローゼッ卜は3畳と大きめ。
2階ホールのフリースペースにご主人がカウンターを設置。また、カウンター隣のご主人の寝室の建具には明るいブラウンを選択。
造作の技が光るアクセントとペット用トイレ。「キッチンのレンジ裏の壁は簡素になりがちなので、色も質感も自然素材の木材でアクセントをつけました。また、猫のトイレスペースは洗面所の収納下に設置しました。掃除がしやすいように洗面側の壁を取り外せるように工夫しました。」(ご主人)
玄関横の一角はご主人の仕事道具を収納する物置スペース。左に見える凹みには、ハシゴや長い資材などを収納可能。
フィックスホームの須田と。「無理をいっぱい聞いてもらって、希望通りの落ち着きのある家が完成しました」と笑顔のご家族。