高野山に紅葉を見に行ったら燃えていた
2022.10.19 カテゴリー:今須 恵理子
みなさん、こんにちは^^
フィックスホームの恵理子です!
駐車場から会社の玄関までの道に金木犀の木があります。朝に会社の玄関に向かう細い道でいつも金木犀の花の香りがして爽やかな、どこか懐かしい気持ちになります^^
今日は「高野山に紅葉を見に行ったら燃えていた」です。
それでは、どうぞ~
高野山に紅葉を見に行ったら燃えていた
今日は数年前に高野山に紅葉を見に行った時のお話です。高野山の紅葉は少し遅くて、10月下旬から11月上旬が見頃です。私が行ったのは11月16日でした。
この日は晴天で、紅葉も本当に一番のピークでした。今まで色々な場所に紅葉を見に行きましたが、一番印象に残っているのが高野山の紅葉です。
14時前後に日が差して、本当に紅葉が燃え上がっているように光って凄かったです。10分~15分の短い間でしたが、異世界にいるような感じがしました。
まずは壇上伽藍のご紹介を
和歌山県北部にある高野山は1200年前に弘法大師・空海が開山した真言密教の聖地です。高野山全域を「総本山金剛峯寺」とし、特に「奥之院」と「壇上伽藍」は2大聖地として信仰を集めています。全体が小さな町になっていて、そこに約700人の僧侶の方が修行をされています。117の子院と52の宿坊寺院があり、宗教都市という感じになっています。
世界遺産に登録されてからは欧米からの外国人観光客が増え、数年前に高野山の「阿字観瞑想」を体験した時は、半分が外国人でした!
↑空海が山上に伽藍建立の手を入れた最初の地で、高野山のシンボル・根本大塔がひときわ目を引きます。青空に映えるその美しい朱色に、思わず目を奪われました^^
高さは約48.5mあり、真言密教の根本道場における象徴として建てられました。外側だけでも美しいですが、内部も必見です。堂内そのものが空海独自の立体曼荼羅を表現しています。よく分からなくても、中に入って、その立体曼陀羅の雰囲気を味わうだけでも仏の世界を垣間見た気持ちになれると思います。
また、根本大塔の入口には「塗香(ずこう)」と呼ばれる粉が置いてあります。僧侶の方が付ける香水の粉です。塗香は体臭を消す目的以外にも、邪気を祓って心身を清めると考えられています。手のひらにとって両手にすり込んだら、首や手足にも塗り込み、最後に手のひらの香りを嗅いで深呼吸して気持ちを整えます。それから入場すると良いですね。お寺によっては色んな香りの塗香が置いてありますが、わたしは高野山の塗香の香りが好きなので、ネットで購入して使ってます♪
蛇腹道の紅葉が一番人気があります
正門前から壇上伽藍に続く参詣道を「蛇腹道」と言います。高野山はお大師さまが「東西に龍の臥せるがごとく」と形容され、壇上伽藍を頭として現在の蓮花院(れんげいん)までを龍が臥している形に例えました。そして、ちょうどこの小道が龍のお腹付近にあたることから蛇腹路と呼ばれるようになりました。
紅葉のトンネルになっていて、広い高野山の中でも一番人気があります。日没後にはライトアップもあります。この日の紅葉はわたしの中では人生でNO1です^^
高野山伽藍ナイトツアーがおすすめです
↑写真は「高野山真言宗 総本山金剛峯寺 大門」です。左右には国内で2番目に大きい金剛力士像が安置されていて迫力がありました!!