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厨子 浩二のブログ

☆気密測定C値が影響する家の空気汚染とは!?☆

2025.10.24 カテゴリー:厨子 浩二

今の住宅には、家中の空気が2時間に一度入れ替わるように

24時間換気が義務付けられています。

 

換気の手法としては、一般的に住宅の8割程度が採用している

「第三種換気」が安価でメンテナンスも簡単ですが、

この換気システムがちゃんと作用するには注意が必要です。

基本的に「第三種換気」は機械で排気する際に、家全体に圧力をかけ、

隙間がないことに頼って、給気口から新鮮な空気が自然に入ってくる

ことを期待するシステムです。

 

その為、一般的に三種換気が機能するためには、C値が1程度である

ことが必要であると考えられています。

 

C値が1程度ないと、排気の際に家の中に圧力がかからず、

給気口から十分な量の空気が入ってきません。

 

 

C値が悪い住宅では、機械換気の圧力が効かず、空気の流れが給気口と

排気口の間でショートサーキットしてしまい、家全体の換気が成立しないという問題が生じます。

 

建築基準法では、室内の空気が1時間に0.5回(半分)

入れ替わるように義務付けられています。

例えば、C値が0(隙間が一切ない状態)であれば、機械で排気した空気の

100%が自然給気口から入ってきますが、C値が1になると、

吸気口から入ってくる空気は排気量の約50%に減ってしまいます。

 

C値が悪化し、4程度になると、外部の風向きなどの条件によっては、

自然給気口からの空気の流入がゼロになるという実験結果も報告されています。

 

なお、C値が1を超えた場合、熱交換を行う一種換気(熱交換換気)を採用していても、

換気システムを通らない隙間からの空気流入(漏気)が増加するため、

熱交換の効率が大幅に低下するという点でも、気密性能が重要とされています。

 

C値1以下は、三種換気だけでなく、一種換気の熱交換に意味を持たせる上でも

必須項目とされています。

 

高断熱住宅が主流になっている今、断熱性能をいくら上げたとしても

気密がスカスカの状態ではせっかくの断熱性能が機能しないことにもなり兼ねませんので

必ず気密測定を行っている住宅会社を選択してくださいね。

 

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