株式会社フィックスホーム

楢崎 隆也のブログ

大手メーカーが「気密測定」を嫌がる理由とC値を言えない裏事情

大手メーカーが「気密測定」を嫌がる理由とC値を言えない裏事情

2026.2.22 カテゴリー:楢崎 隆也

こんにちゎ^^

住宅コンサルタントのならざきです!

フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。

 

家づくりを検討し始めると、最初はデザインや間取りに目が行きがちですが、少し勉強を進めていくと、快適な暮らしには「家の性能」が何より重要だということに気づかれます。

YouTubeやSNS、書籍などで情報を集めると、必ず出てくるキーワードがあります。 それは、断熱性能を表す「UA値(ユーエーち)」と、気密性能(隙間の大きさ)を表す「C値(シーち)」です。

 

大手メーカーが「気密測定」を嫌がる理由とC値を言えない裏事情

大手メーカーが「気密測定」を嫌がる理由とC値を言えない裏事情

「本当に夏涼しく冬暖かい家にするには、この2つの数値が良くないと意味がない」 そう理解された賢いお客さまは、住宅展示場やモデルハウスに行った際、営業マンにこう質問されます。

「御社の家は、C値はどれくらいですか?」 「全棟で気密測定はやっていますか?」

さて、ここからが不思議な現象の始まりです。

地元の工務店や、性能にこだわっているビルダーであれば、 「うちは平均0.3くらいですよ! 全棟測定して証明書をお出ししています!」 と、自信満々に即答してくれるはずです。

しかし、誰もが名前を知っているような大手ハウスメーカーや、テレビCMをバンバン流している会社の営業マンに同じ質問をすると、途端に歯切れが悪くなることがあります。

「ええっと…C値ですね。公表はしていないのですが、当社の工法なら高気密なので大丈夫ですよ」 「今の日本の家はどこも性能が良いので、数値ばかり気にしなくても快適ですよ」 「C値を追い求めすぎると、逆に換気が悪くなりますから…(※これは間違いです)」

カタログには大きく「高気密・高断熱」と書いてあるのに、なぜかその証拠となる「C値」だけは明言してくれない。 そして、全棟測定をお願いしても、「オプション費用が高額になります」や「工期が遅れるので…」と、やんわりと断られてしまう。

なぜ、彼らはこれほどまでに「気密測定」を嫌がるのでしょうか? そこには、技術的な問題だけでなく、大手企業ならではの「公表できない大人の事情」が隠されているのです。

今日は、業界のタブーとも言えるこのテーマについて、プロの視点で裏側を少しだけ解説します。

 

「理論上の数値」と「現場の実測値」

まず、断熱性能(UA値)と気密性能(C値)の決定的な違いを知っておく必要があります。

UA値(断熱): 設計図と使う材料(断熱材や窓の種類)が決まれば、机上の計算だけで算出できます。つまり、「計算上のスペック」です。

C値(気密): どんなに良い設計図があっても、現場の大工さんが丁寧に隙間を埋める作業をしないと良い数値は出ません。つまり、「現場の通信簿」です。

大手メーカーは、「計算」は大得意です。最新の建材を使えば、カタログ上のUA値は素晴らしい数字が出ます。 しかし、現場の職人の腕に左右される「C値」だけは、本社がコントロールしきれないのです。

 

構造的な「限界」

大手ハウスメーカーの多くは、「鉄骨造」や「プレハブ工法(工場生産)」を採用しています。

鉄骨造は、木造に比べて部材の伸縮があり、複雑な形状の鉄骨同士を完全に密閉するのが非常に難しい構造です。 また、工場でパネルを作って現場で組み立てるプレハブ工法も、パネルとパネルの継ぎ目(ジョイント部分)にどうしても隙間ができやすくなります。

つまり、「構造的に、C値1.0以下(高気密の目安)を切るのが難しい」あるいは「切るためには膨大な手間とコストがかかる」というのが本音なのです。

 

1万棟の品質を保証できない「リスク」

そして、最大の理由がこれです。 「クレーム(契約違反)になるのが怖いから」です。

例えば、カタログに「C値0.5を保証します」と書いてしまったとします。 大手メーカーは全国で年間何千棟、何万棟と家を建てていますが、その現場を請け負うのは、各地の無数の下請け工務店や職人さんたちです。

ある現場ではC値0.4が出たけど、別の現場では職人の腕が悪くてC値2.0が出てしまった…。 もし全棟測定をして、約束した数値が出なかった場合、どうなるでしょうか? 壁を全部はがして、隙間を探して、やり直さなければなりません。

そんなことをしていたら、利益は吹き飛び、工期は守れません。 だからこそ、「目標数値は持っているけど、あえてお客様には約束しない(公表しない)」という防衛策を取らざるを得ないのです。

 

「気密」は工務店の独壇場

逆に言えば、私たちのような地場の工務店は、年間に建てる棟数が限られています。 だからこそ、一棟一棟の現場に管理者が目を光らせ、気密処理を行う職人さんと連携し、確実に隙間を埋めることができます。

万が一、測定して数値が悪ければ、その場で原因を探して修正することも可能です。 これができるのは、「現場力」があるからです。

 

最後に

「大手だから安心」 確かに、倒産リスクやアフターサービスの面ではそうかもしれません。 しかし、「家の隙間のなさ(=暖かさの質)」に関しては、会社の規模と性能は比例しません。むしろ反比例することさえあります。

もしあなたが、本当に「夏涼しく冬暖かい家」を求めているなら。 カタログの「高気密」というキャッチコピーだけでなく、 「私の家で、気密測定をしてくれますか? その数値はいくつを保証してくれますか?」 と、担当者に問いかけてみてください。

フィックスホームでは、全棟において気密測定を実施し、C値を公表しています。 それが、性能への自信であり、お客様への誠意だと考えているからです。何か気になることがございましたら、遠慮なくご相談ください。

 

★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。

人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。

 

それでは、また~^^/

 

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