家づくりストーリー

愛荘町・宮城さま

光と風と天然素材
自然を感じる口ハスの家

愛荘町・宮城さま

「家族に優しく、自然に近い」を目指したM様邸のシンボルは無垢の杉が香るリビングの床。自然が好きな奥様の憧れは、クーラーではなく外からの風、照明ではなく太陽の光を活かした生活です。そのため、採光と通気のための小窓は大きさと配置に気をつかいました。中でも、窓付き玄関扉の採光は、ダンボールで実物大の模型をつくるほどの念の入れようだったそうです。
また、理想の家づくりを具体化するために、ご夫妻はフィックスホームのアドバイスに従い新居でかなえたいことを書き出しました。風呂上りのウッドデッキ、無農薬の家庭菜園、子供が遊べる自然…。「すると、土地を見たときに、『ここだったらかなう』とわかるようになったんです」と奥様。
そのようにして決定された立地は、幹線道路から離れた田園地帯の分譲地。春は桜、夏はホタルが楽しめるのどかなこの場所で、お子さんがすくすくと育つ姿を思い描いておられるそうです。

お子さんを授かったことをきっかけに家づくりをスタートさせた宮城さまご夫妻。ローン組みのためのライフプランや土地探しのための「かなえたいことリスト」を、フィックスホームとともに作成して準備を整えた。また、独自に、子供の成長を軸にした住み方の変化をノートに書き出し、夢を膨らませていったそうです。
「自然界にあるものと暮らしたい」と言う奥様の思いを象徴するリビング。無垢床のすがすがしい香りとデザインフレームのエコカラットで室内はさわやか。上部の横長の窓からは自然な風が入ってきます。宮城さま邸ではセントラル浄水を採用し、キッチンはもちろん、どこでも安全な水が使えます。
巾木と同じ木材でつくったカウンター。ご主人の仕事場とお子さんの将来の勉強机を兼ねています。
階段、浴室・洗面所、リビングをつなぐ廊下。リビングに来客があるときなど、2 階から洗面所に直接行けるのが便利。リビングの冷暖気が逃げるのを防ぐ役目。
踏面は、三角形の角を落として台形状に面積を広げてある。「大工さんの配慮。愛情を感じながら昇っています」
ご主人が切望したミストサウナ機能つき浴室。サウナ上がりにウッドデッキで一杯、が至福のとき。
階段下のトイレは一面だけ柄クロスに。「癒されます。それにトイレがかわいいと、子供がトイレを怖がらなくなるみたいです」と奥様。
通常は食器棚を取り付ける背面の壁に小窓を設けたキッチン。風通しがよく、お手製の梅干しや味噌の保管にも適している。勝手口は、リビングを通らずに外から洗面所に行くためのアイデア。「将来、子供が部活で汚れて帰ってきたときのため」と笑う奥様。
廊下脇の収納。上部の枕棚の奥行きを通常よりも短くしたため、荷物の出し入れが楽。
可動棚が便利なシュークローク。玄関土間よりも若干広く、小窓を設けて明るさを確保。
家づくりアドバイザー・楢崎のアドバイスで、「すぐに決まった」という田園地帯の分譲地。外観・外構は、モダンにナチュラルを取り入れた。1階部分の外壁は、玄関扉と同じブラウンの案もあったが新色のハニーオレンジで優しさを出した。庭では念願の家庭菜園(左手前のくぼ地)を準備中。
干し場を兼ねた2階ホール。収納は、二つ合わせて幅約3.5mのたっぷりサイズ。納戸にすることも考えたが、すっきりと見せるために現在の形にしました。
「できれば子供は2人ほしい」というご夫妻が用意した子供部屋は、ドアも収納も2つずつ。子供が成長し、必要になったときに、真ん中で仕切る予定です。
寝室から切リ離した独立型のウォークインクローゼット(WIC)。来客の目に触れる場所ではないので、使い勝手を優先して扉はつけませんでした。また、扉がなくても階段や通路からは奥が見えない配置になっています。ここにも小窓を設置。
WICから見た2階通路。M様邸はWICが部屋から独立しており、どの部屋からでも直接行くことができます。とくに干し場であるバルコニーとホールからのまっすぐな動線はすぐれものです。
客間であり家族のくつろぎの間である和室。現在は寝室として使用しています。広い床の間は、将来的に仏壇を置くため。
奥様が体調不良で入院したときを振り返り、「病院まできてもらって打ち合わせしましたね」とご夫妻。