家づくりストーリー

笠井邸アイキャッチ画像

無垢材の快適さ&ナチュラルに
個性のスパイスを利かせた家

長浜市・笠井さま

双子のお子さまが誕生したことを機に、家づくりを検討され始めたK様。ご主人は当社社長の厨子の著書『買ってはいけない家』をバイブルとして熟読されていたそうです。しかし、フィックスホームまで車で1時聞かかる距離にお住いだったため、「断られるかも」と心配していたそう。でも、結果は、二つ返事でOK。直後に土地も見つかり、フィックスホームと二人三脚の家づくりが始まりました。

笠井さまご夫妻と、元気いっぱいな2歳の双子のお子さんふたりが駆け回る20畳のリビング。フローリングは「ナチュラルな家を」とのご希望から無垢のクルミ材を。また、テーブルも床と同じくクルミ材。こちらは新婚時代から使っているもの。インテリアの統一感に一役買っている。
天井と壁は同じ壁紙。一体感がありリビングがより広く見える。西側となる玄関とリビングの間は壁でさえぎられるので「思ったほど暑くならず、夏は快適でした」と奥様。また、リビング階段(右の引き戸部分)は「暖房効率がまったく違うとフィックスさんからアドパイスをもらって」ドアを設置した。
アイアン製階段手すりは、ご主人が家の図面を送って、群馬の工房に穎んだ特注品。
造作が夢だったという奥様お気に入りの洗面台。ドイツ製の水洗蛇口を購入しタイルや洗面ボウルはそれに合わせてセレクト。
窓を効果的に配置したエントランスはいつでも明るい。左には容量たっぷりの玄関収納を、右にはついたてを挟んでトイレを設置した。
畳コーナーは「横になれるスペースもほしくて」とご主人.現在は兄弟の絶好の遊びスペースとして使用。
キッチン脇のパントリーは奥が深く、広さは1. 5畳ほど。8収納棚でたっぷりしまえる。「新婚から使っている食器棚はぜひ利用してと無理を言って」と奥嫌。こちらもクルミ材だ。
2階のホールに段けたワークスペース。1階のクルミに対して2階の床はパイン材なので、また異なる無垢の感触を楽しめる。左手はバルコニーに面した扉を設置。陽が暮れてくれてからは、別の趣が味わえる空聞に(下の写真)。
シングルモル卜のラガヴーリンなどウイスキーのコレクションや専門誌が並ぷ、ご主人の趣味のくつろぎスペース。
夫婦の寝室になる予定。壁のニッチには本棚を造り付け。向かって左手前には4 畳の大型ウォークインクローゼットを設置した。
建築中の現場で、棟梁にとっそり直接頼んでつくってもらったニッチが充実。階段の壁裏につくった本欄の板は床の端材を利用。
外壁は白を基調とした。設計時にできるだけ南側を空けたことで、「リビングの採光も問題なし」とご主人。夏はバーベキューをする予定のテラスの床はテラコッタ素材。
棟梁の近藤さん(左端)は「建てた後の家に呼ばれるのはうれしいことです」