家づくりストーリー

守山市・山本さま

明るくてすみずみまで温かい
人にも猫にも心地よい住まい

守山市・山本さま

明るく開放感あふれる吹き抜けのリビング。降り注ぐ陽の光に導かれて見上げると、縦に横にとキャットウォークがめぐっています。
壁に取り付けたステップから軽やかに降りてくるネコちゃんたち。

「すっかり猫仕様の家になってしまいました」と山本様は笑顔で室内を見渡します。

もともとの家づくりのきっかけは、台風の被害によって家に雨漏りが生じてしまったこと。
修復が難しいとわかり、新築の相談をいただきました。

猫だけでなく、人にとってももちろん過ごしやすいお宅です。断熱性能や気密性能を高めることにより、室内を快適な温度で維持できるとともに、暖房は洗面脱衣室やトイレまで暖気が行き渡る床下エアコンを設置しています。
また、扉も開閉しやすい引き戸を中心にするなど、年を重ねても過ごしやすい将来を見据えた仕様や設備を選んでいるのも特徴。

快適な吹き抜けを設けるために、大きな空間を作っても地震に対する強さを保つことができる「耐震工法SE構法」を採用しました。

リビングで愛猫たちと過ごす時間を楽しむ山本様。
LDKの床は足ざわりが心地よく、調湿効果もある無垢材を選んだ。

自然素材なので生活の傷もネコちゃんの爪跡も味わいに変わる。
カーテンはフィックスホームのアドバイスで猫がよじ登りにくい縦型ブラインドにしている。
外壁はさびにくく耐震性の高いガルバリウム鋼板。
汚れが目立ちにくい茶色を選び、白い塗り壁をアクセントに取り入れた。
キッチンは作業中の手元が隠れるようにカウンターの高さを設定。
奥には荷物の運び入れ、ゴミの出し入れに便利な勝手口がある。
吹き扱けのキャットウォークは愛猫もお気に入り。
将来的に吹き抜けから部屋にリフォームすることもできるように梁や壁は補強がなされている。
玄関ホールの建具は視覚的にすっきりと広く見える白。
玄関横のご両親の部屋からすぐ行けるようにホールにトイレ(写真右)を配置。
玄関ホールのシューズクロークは階段下を利用。デニム柄のアクセントクロスが明るい印象に。
配色は一目惚れしたというネイビーのドアを基準にスタイリッシュにまとめた。
「イメージを膨らませるためにショールームに足を運び、なるべく現物を見るようにしました」と山本様。

和室は開けるとLDKと一体感が出る3枚引き込み戸。
「いずれ仏壇を置くために和室をつくりました」 とお母様。今はテレビを置いている仏間のゴールドのクロスが格調高い。
キッチンカウンターの下に収納を造り付けたのですが、その高さをダイニングテーブルとそろえてもらいました。
奥行きが出たことで広く使えるし、食事のときはテーブル上の不要な物をさっと寄せておくのにも便利。ホットプレート用のコンセントも完備しています。
2階洋室のウォークインクローゼッ卜は4畳と広々。プライベー卜な空間には遊び心のある明るいアクセントクロスを取り入れている。
「2階の部屋も家具を先に決めたので、ペットドアと外側のキャットウォークの位置を合わせることができました」と山本様。
フローリングは足ざわりを重視して選んだ。掃き出し窓の先にはバルコニーがある。
洗面脱衣室には急激な温度変化によって起こるヒートショックを防ぐため、床下エアコンの暖かい空気が届くように計画。
収納下のスペースは洗濯カゴを置くのに便利。
床を白系に、ドアは黒、収納は白とシックにまとめた2階のホール。洗面台もシンプルでコンパク卜なタイプをセレク卜。
ご両親の老後を考えて1階のトイレは車イスでも入れる広さを確保。風水を取り入れて床以外を白で統一した。
ピンクのアクセントクロスが温かな印象の2階のトイレ。壁面収納に取り付けた猫形の鏡がかわいらしい。
左から家づくりアシスタン卜の川尻、家づくりアドバイザーの楢崎、工務部長の稲田と山本様ご家族。
「些細な質問にもいろいろな視点で意見、アドバイスをくれるので助かりました」とお母様。