いい家づくりコラム

住みやすい家を作る「ゾーニング」3つのポイント

2020年5月15日

「住みやすい家」と聞いて、あなたはどんな家を思い浮かべますか?家族の数だけそれぞれポイントがあり、「住まいやすさ」には「間取り」が大きくかかわってきます。失敗しない間取りを作る際にキーワードとなるのが、「ゾーニング」。

ゾーニングとは、住まいの空間を用途別に分類して配置すること。このポイントをしっかりと考えることで「住まいやすさ」は生まれます。
そこで今回は、ゾーニングの際に意識しておきたいポイントを3つの観点からご紹介します。


失敗しない間取りはゾーニングで決まる

間取りを考える時は最初が肝心!限られた敷地をうまく活用し、家族みんなが快適に過ごせる間取りづくりを目指したいですね。失敗しない間取りは、ゾーニングで決まると言っても過言ではありません。
生活に必要な部屋とスペースをピックアップして、その後に、各々の機能性を考えて4つのゾーンに分類分けをする。これがゾーニングです。
間取りイメージ

・パブリックゾーン…リビング、ダイニングなど
・プライベートゾーン…各々の部屋、書斎など
・サービスゾーン…キッチン、トイレ、洗面所、浴槽など
・移動ゾーン…玄関、廊下、階段など

それでは、ゾーニングを考える時に欠かせない3つのポイントをご紹介していきます。


【動線】暮らしやすい間取りは動線計画から

間取りを考える上で欠かせない動線。
動線とは、人が移動する経路のことで、目的の場所にスムーズに行けることが理想です。何より生活する上での、効率・利便性・家族のコミュニケーション・エチケットなど多くの問題は、間取りと動線の関係性を考えた配置によって解決します。

たとえば来客時、キッチンを通らないとリビングに行けないような間取りでは、キッチンの片付けが大変、洗濯機置き場からベランダが離れすぎていては使い勝手が悪いですし、子ども部屋から離れすぎた場所にあるトイレも心配です。
また、朝の身支度のときなど、複数の人が同時に動く時間帯に1階と2階を何度も往復しなければいけない間取りでは、動線がぶつかってしまう可能性も。

動線は、同じ家族でも人それぞれ、時間帯や曜日によっても変化します。さまざまなパターンを想定して、無理や無駄のない動線になるようゾーニングしましょう。

ここでは、間取りを考える時に検討したい動線の一例をご紹介します。
これをきっかけに、ほかの動線もぜひ考えてみてください。

・洗濯動線
洗う→干す→たたむ→収納する
この一連の作業がスムーズにできるか。洗濯機を洗面所に置く場合は洗面所から洗濯を干すベランダへの動線が長すぎないか。洗濯物を取り込んでたたみ、収納するまでの作業をいかに効率よくできるかがポイントです。

・買物動線
駐車場→勝手口→パントリー→キッチン
キッチンのそばに食品をたくわえるパントリーがある場合、パントリーから勝手口へ出られるような間取りが理想的です。駐車場からたくさんの重い荷物を最短距離で運び込むことができるからです。

・来客動線
玄関→客間(和室・リビング)→トイレ
来客時に不要なものが見られないように、客間から玄関、トイレにダイレクトで行ける間取りが理想的です。来客時に子どもが部屋からトイレに行く場合も、お客様の前を通らずにすむようにしたいですね。


【通風】風通しのよさも間取りで決まる

風通しをよくするためには、ただやみくもに窓のサイズを大きくしたり、窓をたくさん付ければよいというわけではありません。ここでは風通しをよくするためのポイントをご紹介します。

・風の通り道を考える
風を通すためには、隣の家とはある程度の距離が必要です。新興住宅地など、住宅が密集する地域でも、ちょっとしたゆとりを作るだけで、風の通り方は変わってきます。風の通り道を確保できるように、敷地内の建物の位置を考えましょう。

・部屋の開口部は2つ以上
部屋に窓が1つしかないと風は通り抜けられません。2つ以上の開口部を対角線上につくりましょう。また、出口は入口より大きくしたほうが風は通り抜けやすくなります。水平方向だけでなく、上下に風を流してあげる吹き抜けや高窓を利用するのも効果的です。

・隣家の窓との位置関係を確認する
隣の家の窓が大きく開いている場所に、同じような窓を付けることは避けたいですね。隣接する窓との位置関係を考慮して、床面に近い場所の地窓や、天井近くなど壁の高いところに設けられる高窓を利用すれば風の通り道を確保しながら、プライバシーも守られます。


【採光】どんな条件でも光は確保しよう

快適な空間づくりには、「明るさ」も欠かせません。
採光は、周辺の環境や敷地の形に大きく左右されます。一番日当たりのいい場所には、家族が集うリビングを配置したいものですが、難しい場合には、吹き抜けや天窓を利用すれば採光を確保することが可能です。太陽の高さは季節によってかわるので、季節の変化にも対応できる細長い形状の窓も効果的。

また、1階での採光が難しければ思い切って発想を切りかえ、2階にリビングを移動し、寝室や浴室を1階に配置するのもひとつの手です。壁の多い個室の数を増やすことで1階が構造的に安定するというメリットも生まれます。
いずれにしても、光のあふれる新居にするために、さまざまなプランを検討して住宅会社とよく相談しましょう。


ゾーニングで理想の間取りを作って、暮らしやすい家に!

理想の家をつくるためには、考えることがたくさんあります。家族みんなで意見を出し合い、理想を伝え、それを受けとめてくれる住宅会社を選ぶこともたいせつなポイントです。

ゾーニングを頭に入れながら、家族それぞれの生活スタイルにあわせた間取りで、将来にわたって快適にすごせる住空間づくりを。たくさん悩めば、きっと家族にとっての正解がみえてくるはず。ゾーニングから理想の家づくりをはじめてみてください。


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