いい家づくりコラム

現場見学会で見抜く住宅会社のホント。魔法の質問10

2018年2月20日

現場見学会に出かけたら、ぜひ今からお教えする10の項目にしたがって質問してみましょう。これらの質問で、本当に信頼できる知識と技術、誠実さを備えた業者なのかどうかが、みるみるうちに明らかになってくるでしょう。
モデルハウスや住宅展示場で相手のセールストークを聞いているだけでは、体裁を整えた表面しか分かりません。あなたの大切な家づくりを任せるパートナー選びに、受け身の姿勢は禁物。こちらから鋭い質問を投げかけて、どう答えるかをチェックしてみることをおすすめします。


現場見学会は建築途中と完成済の2種類

現場見学会には、建設途中の家を見ることができる「構造見学会」と、完成した家を見ることができる「完成見学会」の2種類があります。

構造見学会では、完成したら見えなくなる家の構造部分を見ることができます。
一方完成見学会では、実際にその住宅会社が依頼を受けて建築した家の、入居前の状態を見学できます。家の広さや間取り、材料の質感など、実際に見て触ることで具体的にイメージできます。どちらにもメリットがあるので、家づくりの業者を決める際には両方見てみることが大切です。

それではさっそく、見学会のときに住宅会社に投げかけてみるべき、10の質問項目をご紹介しましょう。大きく分類すると、予算に関する質問と、会社の信頼性に関する質問、そして担当者の人柄を確認する質問の3つに分けることができます。

現場見学会で見抜く住宅会社のホント。魔法の質問10イメージ

予算に関する4つの質問

質問1「この家は何坪ですか?」

たとえばあなたが漠然と「家の広さは40坪くらいがいいかな」と思っているとします。では40坪がいったいどれぐらいの広さなのか、実際の家の大きさと比較して体感してみてください。また、家具が置かれた時の様子などもイメージしてみましょう。頭で考えているよりも、実際に目で見て体感することで、自分たち家族にちょうどよい広さが具体的にイメージできます。

質問2「これは標準装備ですか?」

素敵なインテリアや、自分たちも欲しいなと思う設備などを見つけたら、この質問をしてみましょう。もしもそれがオプションだったら、標準装備にどれぐらいの額をプラスすればよいのかも確認しましょう。

質問3「この家と全く同じものをそのまま建てると、いくらかかりますか?」

この質問は、見学会の家の持ち主のプライバシーやセキュリティの問題で、答えをはぐらかされることもあるでしょう。しかし検討材料として必要だと伝えれば、おおよその価格は教えてくれるはず。自分たちの家づくりの予算と照らし合わせて検討してみましょう。

質問4「この家のオプション工事の部分を教えていただけますか?」

オプション工事について質問することで、その住宅会社がどのぐらいの金額の家づくりをしているのかを確認することができます。オプション工事が多い場合は、契約後にオプション工事費用がかかり、初めに案内のあった価格より高くなってしまうので注意が必要です。


会社の信頼性に関する4つの質問

質問5「1年間にだいたい何棟ぐらい、建てていているのですか?」

この質問によって、その住宅会社が顧客に支持されているかどうかを、ある程度知ることができます。ただし、年間着工棟数が多ければ多いほどよいというものでもありません。業者によって規模が違うため、ムリや手抜きをせず、責任を持って建築できる着工棟数はそれぞれ違います。着工棟数が多ければ安心と、過信しすぎない方が良いでしょう。

質問6「今から3ヵ月後に着工していただきたいのですが、可能ですか?」

人気のある住宅会社であれば、時期を少しずらしたいなどの返答が返ってきます。もし「できます!」と即答する会社であれば、その会社は仕事に困っているか、そうでなくても慌てて職人を集めてくる可能性があるため注意が必要です。

質問7「社員数は何名ですか?その内訳も教えてください」

この質問では、営業に偏った会社かそうでないかを見極めることができます。もし、アフターサービスを担当する社員が、営業担当の社員の数に比べて著しく少ない場合は少し心配。売るまでは力を入れているけれど、売った後までは力を入れていないということになるからです。

質問8「現場監督は、資格者(施工監理技士や建築士)ですか?」

家づくりは、実際やってみると計画した通りに進まないこともあります。そんなときに適切な判断を下して滞りなく工事を進行させるのが現場監督。現場監督は現場をチェックし、職人と施主を結ぶ仲介役でもあります。現場監督の知識と経験次第で、家の仕上がりが大きく変わってくることもあるため、どんな人が担当するのかきちんとチェックしておきましょう。


人柄を確かめる2つの質問

質問9「あなた自身はどんな家に住んでいるのですか?」

営業マンの中には、独身で一人暮らしなのに「このリビング階段はお子様と自然に顔が合わせられて良いですよ」などと言ったり、自分は料理をしないのに「対面式キッチンだから、食事の後片付けをしながら家族団らんができますよ」などと勧めてくる人がいます。こうしたセールストークはもしかすると誰かの受け売りで、その営業マンの本音ではないかもしれません。
その人自身の話をふってみると、建前ではない本音が引き出せることがあります。

質問10「なぜあなたはこの仕事をしているのですか?」

同じ会社に家づくりを頼んでも、担当者によって間取りや資金計画の提案が違ってくることがあります。それくらい、「誰と一緒に家づくりを進めるか」は家づくり成功への重大な分かれ道。
この質問で、担当者が家づくりという仕事にどんな思いを持って取り組んでいるのかを探ってみましょう。相手の価値観と自分たちの価値観とが合うかどうかは重要なポイント。長い付き合いになるので、信頼できる人柄かどうかチェックすることは何よりも大切です。


抜き打ち見学のススメ

もし検討中の住宅会社が近所で住宅工事をしていたら、現場の大工さんにお願いして、工事中の家を抜き打ち見学してみると良いでしょう。
なぜなら先方が日時を決めて開催している見学会では、現場もキレイに整えていて当たり前だから。抜き打ちで「素」の部分を確認することで、業者の本当の姿が見えてきます。
その際にはシートなどで部材の養生・保護がしっかりされているか、現場の整理整頓ができているか、職人が飲食や喫煙をどこでしているかなどをチェックしてみましょう。


住宅会社の真の姿を見抜くには、現場見学会を活用すること

住宅会社を決める際には、パンフレットやホームページ、インターネットの口コミなど、たくさんの情報を収集することでしょう。しかしそれ以上に、多くの生きた情報を得られるのが現場見学会です。現場ではパンフレットやホームページのように、笑顔のイメージ写真などで取り繕うことができないからです。

実際の建物を見て触って、営業マンの言動に触れ、現場で働いている職人さんの行動を見てみると、ホームページから受けたイメージと全然違う!ということもよくあります。
営業マンや現場監督、棟梁や職人さんなど、家づくりに携わる人と実際にコミュニケーションをとってみて、家づくりへの情熱がしっかり感じられる住宅会社を選ぶようにしましょう。


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