いい家づくりコラム

太陽光発電のメリット&デメリットから業者選びのコツまで

2018年8月22日

晴れてさえいれば、誰もが無料で利用できるエネルギー、それが「太陽光」です。
太陽電池でこのエネルギーを電気に変え、毎日の生活に利用できれば、CO2を削減しつつ家計の節約にもなり、一石二鳥ですね。

ただし、メリットばかりに思える太陽光発電にも、裏を返せばデメリットがあります。業者に言われるまま何も考えず設置してしまうと、思ったように節約できなかったという失敗も・・・。
これから自宅に太陽光発電を設置することをお考えなら、良い面と悪い面をよく理解して臨むことが必要です。

このコラムでは、太陽光発電のメリット&デメリットに加え、設置で失敗しないためのポイントや、業者選びのコツまでお伝えしていきます。


太陽光発電のメリット

太陽光を利用して電気を作る太陽光発電は、CO2を排出しないため、環境への負荷を少なくできます。
また、自宅で電気を作って使うことができるため、光熱費を安く抑えることができるのもメリット。

自宅で使いきれない電気は、電力会社に売ることができるので、条件によっては利益を出すことも可能です。
さらに、災害が起こって停電した際には、自宅で電気が作れるという安心も大きなメリットといえるでしょう。

太陽光発電イメージ

太陽光発電のデメリット

続けてデメリットの方も見ていきましょう。太陽光発電で考えられる主なデメリットは以下の3つ。

1. 設置費用が高い
2. メンテナンス費用がかかる
3. 住宅への負担(雨漏りのリスク、パネルの重みによる負担)

1つめのデメリットは、やはり初期投資額の大きさ。2018年の設置費用の相場は、だいたい160万円(設置容量:5.00kW)程度で、以前に比べて安くはなっているものの、車を買うのと同じ感覚です。この点は一般に浸透しているデメリットといえるでしょう。

2つめに、メンテナンス費用もかかることを忘れてはいけません。たとえば、ソーラーパネルの寿命はだいたい20年以上といわれますが、強い雨風などで何かが飛んできたりすれば、それより早く破損することはじゅうぶん考えられます。壊れれば当然、修理費用が発生することに。

作った電気を直流から交流に変換するパワーコンディショナーは、だいたい寿命が10〜15年ですし、買電メーターと売電メーターも10年ごとに取り替えなくてはなりません。電力会社によってはその費用を所有者側が負担しなくてはならないこともあります。

そして3つめは住宅への負担。家の屋根に穴を開け、パネルを載せるわけですから、躯体(くたい)への負担や耐震性も気になります。
太陽光パネルの重さは、だいたい300kg〜400kg程度。決して軽視はできない重量です。太陽光パネルを設置する際には、家全体の構造もあわせて総合的に計画する必要があるでしょう。

予算的に少し無理をして設置し、「さあ、かかったコストをこれから回収するぞ!」と意気込んでいても、これらのデメリットを想定していないと、思ったように発電できず、コストばかりがかさむ結果になるかもしれません。
失敗を避けるにはデメリットをきちんと理解して、対策やシミュレーションを行うことが必要です。


太陽光発電を付けるかどうかの判断ポイント

判断にあたってしっかり認識しておかなくてはいけないことは、「太陽光発電は、設置場所や気候によって発電効率が変わる」ということ。
たとえば日照時間や気温、降雪状況は重要なファクターですし、設置する屋根の方位や勾配によっても発電効率が変わります。さらにいうと、最適な傾斜角は地域によっても異なります。

自宅の屋根の南側に何も障害物がなく、最適な角度でソーラーパネルを設置できれば良いですが、それができない場合は、そのぶん発電効率も低下します。

ですから工事をするかどうか決める前に、実際の状況を反映した日照シミュレーションで検討することが大切です。ざっくりしたシミュレーションは参考程度にとどめ、あまり真に受けない方が良いでしょう。

検討する際には、シミュレーションの見込み発電量に自宅の屋根の状況や地域の気候が反映されているか、電気の自家消費量が少なく見積もられていないか、運転維持費がきちんと計上されているかなどチェックを。
維持コストやメンテナンス費用も計算に入れて、メリットがデメリットを上回ると判断できれば、太陽光発電の設置に踏みきりましょう。


太陽光発電の設置は誰に頼む?業者選び4つのコツ

多くのメリットがある太陽光発電ですが、この業界には怪しい業者が存在するのも事実です。良い業者、悪い業者を見分けるには、4つのポイントがあります。

1. メリットばかりを言い、デメリットを言わない業者は避ける
2. 自社での一貫受注かどうかを確認する
3. 資格(第二種電気工事士、PV施工技術者など)を持っているかどうかを確認する
4. 実績はどのくらいあるか、販売施工に関わってきた期間や件数を確認する

まず、メリットしか言わない業者は怪しんだ方が良いでしょう。また、住宅に負担がかかる工事ですから、施工技術と知識がある業者を選びたいもの。実際の施工は下請けに丸投げする、といった業者は避けましょう。また、施工者がどんな資格を持っているかを確認しておくと安心です。

さらに、アフターメンテナンスも発生しますから、選んだ会社がすぐに倒産してしまっては大変。ある程度の規模と実績があるかもチェックが必要です。
疑問や不安があれば、納得がいくまでどんどん質問を。あやふやに答えたり、はぐらかしたりするなど、真摯に対応してくれない業者は避けましょう。

その他にも、必ず複数の業者に見積もりを取り、比較検討することも大切です。
ただし、不自然に安すぎる見積もりには、材料に問題があったり、アルバイトを使っていたりと、何か裏が隠されていることが多いもの。安易に安さに飛びつかないようにしましょう。

太陽光発電は、施工が完了すれば終わりではありません。その後施工業者と20年以上にわたる付き合いが始まります。良い業者を選ぶことができれば、太陽光発電はこれから先、クリーンな電気であなたの暮らしをバックアップしてくれるでしょう。


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