いい家づくりコラム

吹き抜けのデメリットは本当?見方を変えれば大きなメリットに!

2022年8月20日

「吹き抜けは、明るく開放感があっておしゃれ」というイメージがあるように、吹き抜けがあると家の印象は大きく変わります。
そんなメリットだけならいいのですが、吹き抜けにはデメリットもあり、ましてや家は一度建ててしまうとやり直しがきかないもの。吹き抜けをつくるかどうかは、家づくりにおいて大きく悩むところでしょう。

実のところ、吹き抜けに対する評価は、住宅性能や住む人の価値観によってガラッとかわります。つまり、吹き抜けと相性がよければ、デメリットはメリットになるということです。

本記事では、吹き抜けの代表的なデメリットと、どのような方であればメリットになるのかを詳しくお伝えします。吹き抜けをつくるかどうか迷われている方は、ぜひご一読いただき、ご自身の生活と吹き抜けとの相性をチェックしてみてください。


デメリット①夏は暑く、冬は寒い→高性能住宅なら、問題なし!省エネ効果も

家の中が夏は暑く、冬は寒くなる要因は、断熱性能と気密性能をしっかりと確保できていないことです。これらの住宅性能が不足していれば、外気温の影響を受けやすく、室内を快適な温度に保てません。
吹き抜けは構造上、家の中で大きな空気の通り道となります。吹き抜けを通って、夏は蒸し暑い空気が上階へあがり、冬は冷たい空気が1階にたまります。そのうえ、吹き抜けは1階から上階まで大きく空間が開けているため、エアコンの性能が足りなければ室温調節も思うようにいかないこともあります。これらの理由から、夏は暑く冬は寒くなりやすいのです。

しかし、断熱性能と気密性能が高い家であれば、外気温の影響は最小限で抑えられます。そのため、吹き抜けをつくったとしても、開放的でありながら「夏は涼しく、冬はあたたかい」という快適な住環境が実現します。
また、吹き抜けの構造をうまく利用することで、空調を効率的に使用できます。夏は上階のエアコンを使用し、吹き抜けから1階へ冷気を流します。冬は1階のエアコンを使用し、上階へ暖気を流します。このように、吹き抜けを利用して効率的に家全体の温度をコントロールできるため、省エネというメリットもあるのです。


デメリット②音が響く→家族を身近に感じられる

吹き抜けは空気の通り道となるだけでなく、音の通り道にもなります。とくに、吹き抜けに隣接する部屋には、1階からの生活音がしっかりと伝わります。「自室では静かに過ごしたい」「普段から音に敏感」そのような方が吹き抜けをつくる場合、遮音対策が必要です。

しかし、音が響きやすことは、住む人の価値観によって評価が180度変わります。例えば、1階にいながら上階にいる家族の存在を感じたり、気軽に声をかけ合ったりと、家族間のコミュニケーションを重視する方にとっては、音の響きやすさはメリットとなります。とくに、こどもがいる家庭では、別の階にいても音でこどもの気配を感じることができ、異変を察知しやすいでしょう。


デメリット③上階の床面積が減る→床面積は減るが、1階を明るくできる

吹き抜けをつくれば、当然ながら上階の床面積は小さくなります。こども部屋や書斎など、部屋を多くつくりたい方にとって、吹き抜けをつくることはデメリットになります。

しかし、家の建つ場所によっては、上階の床面積を減らしてでも吹き抜けをつくるメリットがあります。
例えば、隣家との距離が十分にとれない家では、採光を取り入れられず、1階が薄暗くなってしまうことも少なくありません。その場合、吹き抜けをつくり、高い位置の窓から採光を取り入れることで、1階を明るくできます。日中、部屋の照明を使う頻度も減り、省エネにもなります。
このように、採光がとれない家にとって、吹き抜けはデメリットよりもメリットのほうが大きいといえるでしょう。


実現したい生活をイメージして、考えを整理することから始めよう

吹き抜けのメリットとデメリットは、住宅性能や住む人の価値観によって、正反対の評価となります。
吹き抜けをつくるかどうか検討する前に、どの程度の住宅性能にするのか、どんな暮らしをしたいのかを、家族間でしっかりと話し合い、整理しましょう。そのうえで、吹き抜けとの相性を見きわめることをおすすめします。
 


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